
今は亡きMobileMeでも使うことができたのですが、OSX10.7Lion時代になって、iCloudの機能の1つとして実装されましたとても便利な機能。
その名の通り、出先のMacからインターネット越しに自宅にあるMacへアクセスできる機能なんですが、この機能に対応したAppleのAirMac Extremeベースステーションに任意のHDDを接続したり、Time Capsule
(以下AirMac等)を使えば簡単にCloud環境を構築できます。
MacのiCloud設定
使用するMacと、ファイルサーバーとなるAirMac等の設定が必要なのですが、Mac側で設定するのは2カ所。
1、システム環境設定>共有のファイル共有
2、システム環境設定>iCloud
AirMac等サーバー側の設定
まずMacからAirMacユーティリティを使って、AirMacの設定画面を表示します。
2、ネットワーク>ネットワークオプション…>NATポートマッピングプロトコルを有効にする
3、ベースステーション>どこでもMyMac
+をクリックしてiCloudに設定しているAppleIDを設定します。
正常に動作すれば、右側に緑色のランプが点灯します。
どこか設定が間違っていると、赤や黄色いランプが付きます。

そして、アップデートをクリック。
これで、インターネット越しに、Airmac extremeに接続したハードディスクドライブや、自宅にあるMacへ接続することができるようになります。
今は、DropboxやSugarSync(シュガーシンク)など、いろんなクラウドサービスが全盛期ですが、このどこでもMyMacはストレージ容量や料金の心配をせずにプライベートな環境を作る事ができるというのがミソですね。
同じようにプライベートなCloud環境を作る事ができるPogoplugという製品もあります。
また、UPnP対応のルーターであれば、他社製品でも「どこでもMyMac」を使用できますが、Appleファンの私としては、設定も簡単ですし、Macと相性抜群のAirMac等の製品をオススメします。
Appleのサイトにもサポート記事がありましたので、参考にどうぞ。
参考サイト:OS X:iCloud アカウントによる「どこでも My Mac」の使用とトラブルシューティング
参考サイト:OS X:「どこでも My Mac」には AirMac ベースステーションまたは UPnP 対応の他社製ルーターが必要
Written by Metal(@Metal_mac)
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