Apple CLIP #127 New Working Style(前編)| 大塚商会
Podcast AppleCLIP(Appleクリップ )という番組をご存じだろうか。
仕事帰りの車中、今日配信された番組を聴いていて、なるほどと思ったので記事にします。
略歴はこういう方
ミュージシャン、インターネットマガジンの編集長を経て、現在はソーシャルメディアコンサルタント&IT企業顧問。ガジェットやクラウドがテーマのブログ『ZONOSTYLE』を中心に活動中。著書『iPhone×iPadクリエイティブ仕事術』。できるポケット Amazon Kindle クリエイティブ読書術(インプレスジャパン)など
Apple CLIP #127 New Working Style(前編)| 大塚商会から引用
是非podcastを聞いて欲しいのだが、私が興味深かったのは、ノマドワークスとはどういう物かという定義。
依存しない生き方
私が今までイメージしていたのは、ノマドというスタイルである。
つまり、今時のCloudや、モバイル機器を駆使して、喫茶店やファミレスなど時と場所を選ばず仕事をする人。
というもの。
しかし、この方は形よりも、もっと内面の話からされていた。
ノマドとは、会社や企業に所属しないのでは無く、依存しない生き方だと言う。
ピン立ちしていようがいまいが、精神的、経済的に企業や会社に依存して仕事をしていると、何処で何時仕事をしていようが、とても窮屈だし自由では無い。
時間や場所に拘束されていなくても、ノマドでは無い。
逆に、企業や組織に所属していても、精神的、思考的に依存していなければ自分自身を解放してあげることができるので、自由である。
それが、彼の言う”ノマド”だ。
目的と手段と仕事
私が考えるに、日本語で言う仕事は、”すべきモノ” “賃金の対価としての労働力”と捉えられる場合が多いようだ。
しかし、彼が言うには、それは単なる目標へ達するための手段であって、目的では無い。
“良い暮らしをする(目的)”のために、”今の作業(手段)”をこなす、あるいはやらねばならない。
となってしまっては、楽しくない。
手段を目的、つまり”今の作業”を楽しむことに変えることができれば、仕事自体がとても面白くなるという考え方である。
具体的に言うと、受験勉強。
良い大学へ入って、良い職にありつくために、今我慢して勉強する、では気持ちが乗るわけ無いし、効率も悪い。
私も、そんな考え方で勉強してきたから、勉強が嫌いであった。
※結果、良い職にはありついていないw
彼の理論で行けば、勉強の面白さ、知識が増える楽しさを知ることにより、将来良い暮らしをするために、現在を我慢しなくてもすむ、勉強自体を楽しめば良いのだ。
これは、彼が元ミュージシャンであるという事を考えれば合点がいく。
ミュージシャンは、自分自身が楽しみながら対価を得る。
つまり、自分も楽しみ、人を楽しませてお金になる職業だ。
※ならない場合も多々ある。
スティーブ・ジョブズ氏が言うように、「宇宙に衝撃を与える仕事」ができればこれ以上の喜びは無い。
人に会う楽しさ
番組中、彼の言っていたこと。
人に会うことが、人脈を広げて仕事の幅を広げるため、次に仕事を貰うためなどと考えていたら、面白くないし、楽しくなくなる。
今、人と会って楽しくお喋りできれば、それで良いのであって、将来どうなろうと関係が無い。
つまり、今を楽しむことを最優先とし、結果は二の次であると言っていたのだ。
私も、このブログへ何回も来ていただいている方ならわかるとおり、資金と状況の許す限り、AUGMなどの集まりに出るようにしている。
また、伊勢志摩Appleユーザー会を開いて、月1回ユーザー会を開いている。
それは、単純にApple好きな人達と話ができるのを楽しむためだし、そうすることによって自分の世界が広がることが楽しいからだ。
今現在、自分の周りにそうやって知り合った人達とFacebookやTwitterで繋がっているが、それは結果であり、最初からそれが目的では無い。
まとめ
こうやって書いていくと、とても刹那的な、将来のことを考えずに今を楽しめれば良いという、アリとキリギリスの例えのように感じる人がいるかもしれないが、私はこう思う。
今の積み重ねが未来に繋がっている限り、今を楽しもうという気持ちが無ければ、将来も楽しめない。
良い大学へ入るために、したくも無い勉強をし、良い職にありつくために、会いたくもない人に会って人脈を作り、良い老後を送るためにやりたくも無い仕事をし、老後は食うモノも食わずに年金を貯め、タンス貯金をするのは、良い墓場へ入るためなのかと。
Podcastの後半も来週楽しみにしています。(^^ゞ
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