スティーブ・ジョブズ研究家で有名な、トブ(@tobu1)さんのブログでも紹介されていますが、スティーブ・ジョブズ氏の三回忌に合わせて、Appleを離れていたNeXT時代のインタビューが日本でも映画となって上映されるようです。
『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー』1995年の未公開インタビューが日本でも映画化に(9月28日、渋谷ユーロスペースほか) | トブ iPhone
NeXT時代のジョブズ
後にジョブズ氏自身が言ってますが、NeXT時代って彼にとってとっても重要な期間になります。
この時期に開発したOSがAppleへ戻る切っ掛けとなり、またPixarを買い取り育てた時期でもあります。
そして、この時期に次世代のパーソナルコンピュータを模索していた時期ではないのでしょうか?
以前、PLAYBOY紙がMacintoshを世に出した直後の29歳のスティーブ・ジョブズ氏へ行ったインタビューを読んだことがあります。
29歳のスティーブ・ジョブズ、iPLAYBOYで読んでみました : ギズモード・ジャパン
そのインタビューでこう予言?しています。
ジョブズ:ここまでのところ、家庭はリアルな市場というよりはコンセプト段階と言った方がいい状況です。-中略-でも、この状況は変わっていきます。コンピューターはほとんどの家庭において不可欠なものになると思います。
PLAYBOY紙:何が変わるんでしょうか?
ジョブズ:ほとんどの人がコンピューターを買う理由として一番考えられるのは、全国的なコミュニケーションネットワークにつなげられることです。現在は本当に大きなブレークスルーの最初の段階ですが、それは電話と同じくらい大事なものになります。
このインタビューが行われたのは1984年。
インターネットが商業利用が始まったのが1980年台後半で、一般家庭でもメールやインターネットが普及するのはご存じWindows95(1995年)あたりですから、スティーブ・ジョブズ氏は、10年後の未来を語っていたことになります。
寒気がするほどの洞察力。
そして、映画のインタビューがが行われたのも1995年、ちょうどPLAYBOY紙のインタビューから10年後、当時のスティーブ・ジョブズ氏がどんな未来の世界を考え、現在のAppleに繋がる構想を描いていたのか。
非常に気になります。
秋の映画
この映画の公開は、三回忌の命日(10月5日)に合わせて9月28日から公開とのことですので、映画を観て追悼の意を表す方も多いでしょうね。
また、11月には、楽しみなこれまたジョブズの伝記映画、「スティーブ・ジョブズ」が公開されます。
映画『スティーブ・ジョブズ』公式サイト
今年の秋がとっても楽しみになってきました。
映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』オフィシャルサイト | STEVE JOBS 1995
こちらが『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』が米国で公開されたときの予告編
こちらが、11月に公開予定の映画「スティーブ・ジョブズ」の特報
Written by Metal(@Metal_mac)
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