OMG docomo microSIM card :D Photo by kalleboo
2013年9月の記事です
はてさて、やっとと言おうか、とうとうと言おうか、今更と言おうか、docomo からiPhoneが出ることになった。(ほぼ断定的な推定)
この遅れてきた春に、誰が1番得をするのか? 考えてみた。
docomoユーザ
間違いなく恩恵を得るだろう。
今まで、ガラケーかAndroidの選択肢しかなかったのだから。
iPhoneがAndroidより優れているかどうかは別にして、単純に選択肢が広がったのは現docomoユーザにとって良いことだと思う。
それにdocomoユーザは、携帯電話創世記からのユーザが多く、裾野が広い。
私のように機械に疎く、Android端末に馴染めなかった人も、解りやすいiOSなら馴染めるだろう。
iPhoneユーザ
今iPhoneを使ってる人は、 iPhoneを使いたいのであって、所属するキャリアに特に愛着があるとは思えない。
私は面倒なのでやらないが、乗換え割引のためにMNPで新しいiPhoneが発売される毎にキャリアを乗り換える人もいる。
そういう意味では乗り換え割引先が増えるので、ある程度の恩恵を得ることができるだろう。
人それぞれ様々な要求があると思うが、私が携帯キャリアに求めるのは、
- 通信回線の速さ
- 混雑しない回線の太さ
- 安価な料金プラン
であって、キャリア独自のドラマ番組や音楽サービス、お財布携帯ではない。
携帯キャリア
確かにiPhoneを使いたいユーザがdocomoから流出するのは止まるだろうが、それ以上でもそれ以下でもない。
docomoユーザでガラケーやAndroid端末を使っていた人達が、iPhoneにシフトするかもしれないが、前述のとおり既存のiPhoneユーザは、よほどdocomoが他のキャリアより有利なプランを提示しないかぎり、簡単には乗り換えてくれないだろうし、すでにdocomoユーザでiPhoneを使いたい人たちは、既にSIMフリーのiPhoneを手に入れ、SIMを切ってまでして使っている。
SoftBankやauは、docomoと比較してiPhoneを取り扱うキャリアであるという優位性が無くなるだけで、docomoからの流入は減るが、特に落ち込むこともないと思う。
これでやっと大手3社が同じスタートラインからの勝負となったわけで、面白いレースが始まるのを期待するとしよう。
1番利益を得る者
docomoはなんのかんの言っても、未だに日本最大の携帯電話会社に違いない。
という事は、それだけ多数のユーザーがiPhoneに乗り換える可能性があるということだ。
たとえ3分の1でもiPhoneに乗り換えたならば、
それだけの数のiPhone初心者が増える。
↓
iPhoneの情報を得ようとする者が増える。
↓
iPhoneの情報を扱うサイトが賑わう。
という図式だ。
さて私は、明日からiPhoneのTipsやiPhoneケースなど、iPhone関連記事をせっせと書くことにしよう。(笑)
良きAppleLifeを
【追記】
FOMA+Xiの回線契約数を調べたら、8月現在 約6,183万回線。
回線数なので、1人で何回線も持っている場合もあるが、それにしても恐ろしい数のiPhoneユーザが増えることになる。
参考:契約数月次データ : 携帯電話等契約数 | 企業情報 | NTTドコモ
Written by Metal(@Metal_mac)
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