SoftBank202TH
記事中の画像は、それぞれのサイトから拝借
ソフトバンクがiPhone5に装着して、iPhoneを衛星携帯電話にしてしまう、202THを明日(9月10日)から発売するそうです。
衛星電話というのはご存知の通り、一般の携帯電話は地上にある基地局が電波を拾うのに対し、人工衛星が電波を拾って通信する電話。
この衛星電話の最大の特徴は、海の上でも山の奥でも、一般の携帯電話が圏外のどんな辺鄙(へんぴ)な場所からでも通話ができることです。
当然のことながら先の震災の時など、災害時に威力を発揮します。
衛星携帯電話サービス
日本では、NTTdocomoのワイドスターやIsatPhone PRO(アイサットフォン プロ、KDDIが取り扱うイリジウム(法人契約のみ)という衛星携帯電話サービスがあります。
通信範囲はdocomoの方が日本近海、IsatPhone PROやイリジウムは地球全体となっていますが、いずれも専用の回線契約が必要です。
そして、本体価格は、ワイドスターが約30万円、IsatPhone PROが約8万円、イリジウムは約23万円。
イリジウム用端末
参考:ワイドスター | サービス・ソリューション | ドコモビジネスオンライン | NTTドコモ
参考:IsatPhone PRO(アイサットフォン プロ) | サービス・ソリューション | ドコモビジネスオンライン | NTTドコモ
参考:イリジウム衛星携帯電話 | イリジウムサービス | KDDI株式会社
SoftBankの202TH
一方、ソフトバンクの202THは専用アプリをダウンロードし、iPhoneに装着するだけで手軽にiPhoneが衛星携帯電話に変身します。

専用アプリ
SatSleeve
価格: 無料
こちらも別途、衛星電話回線の契約は必要で、通信量も大差ありませんが、普段使いできるiPhoneをそのまま衛星電話にできるのがメリット。
参考:ソフトバンク衛星電話 | サービス | ソフトバンクモバイル
普段使い慣れていない通信機器は何かと使いづらいモノです。
いつも使っているiPhoneに装着し、電話帳もそのまま使えるようなので、使い勝手も良いでしょう。
本体価格は、一括購入で8万1600円、新スーパーボーナスプランにすると、2年間で実質0円とのこと。
災害時に備えるといっても、維持費が高いとなかなか導入できません。
他者の衛星携帯電話より、だいぶ導入するハードルは低いのでは無いでしょうか。
参考:ソフトバンク、iPhone 5向けケース型衛星電話「202TH」 – ケータイ Watch
Written by Metal(@Metal_mac)
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