去る10月5日に開催されたAUGM東京2013へ参加した次の日、翌日観光で鎌倉へ行ったのですが、そのコースにちょうどその時”横浜赤レンガ倉庫”で開催されていた、iPhoneケース展があって、短い時間でしたが観ることが出来ました。
この時、出店されていた中で、株式会社エヌケーさんが販売されていたiPhoneに貼るシート、”マテック”を観ているうちに、どうしても欲しくなって衝動買い。
マテックは、天然素材を使用していて、はったり剥がしたりできる 自己吸着型のシートなんです。
天然素材のiPhoneシート


私が買ったのは革製品なのですが、他にも天然木や本物の大島紬を素材にしたシートを販売されてます。
革製品のiPhoneシートは、以前にも見たことがありますが、天然木や大島紬は珍しくて興味が湧きました。
そこで、メールと電話で社長の小松崎さんにいろいろお話を伺いました。
お話を聞くと、元々、電子部品を作られていた会社だったそうですが、安価な海外部品に押されて受注が減っていったため、以前から交流のあった他業種の方達と日本の匠の技を活かした製品を作りたいと、このシートを開発したそうです。
作り手の思い
質問1、この製品を開発した理由を教えてください。
答え:「現在市販されているiPhoneカバーは、ほとんど海外で安価に製造されています。
また、類似品も多く若者向けといった製品が多いように感じていました。
そんな、現状を見て真逆の発想から製品開発をしたら面白いのでは無いかと気が付きました。
つまり、国内で生産し、日本の匠の技術を活かしたひとつものへの拘った製品、各年齢層へ訴求する高級志向の製品です。
日本の物作りの素晴らしさを主張できるような製品を目指し、大人の方にオシャレを楽しんでいただきたいと思って、薄型スキンシールを商品化しました。
質問2、企画から発売までは約半年と伺いましたが、一番苦労された点はなんでしょう?
答え:現在は、製品の素材に「本革」「天然木」「絹(大島紬)」を使用してますが、天然素材との相性もありましたし、全ての材料選択にかなり時間を要したことと、ひとつひとつの製品の精度ですね。
質問3、今後の展開など
答え:iPhone関連専門店や免税店、空港内お土産店など、日本人のみならず海外の方が多く訪れるショップに展開して、海外の方にも日本の物作りの素晴らしさ紹介したいと考えています。
質問4、その他アピールしたいことはありますか?
答え:カタログにも書いてあるんですが、弊社は
” Takumi Japan(日本の伝統技術を活かした“新しいモノづくり”)”
をスローガンに掲げています。
日本には、世界に誇れる伝統工芸とモノづくり技術があります。
私たちは、古き良き伝統を守り、日本固有の文化に根ざした商品開発を通じて、
製造業の繁栄を目指しています。
製品名の「マテック」は、そんなさまざまな匠の技術を結集させた製品で、私たちのポリシーの頭文字から名付けました。
素材「Material」を生かし、技術「Technology」を加え、品質「Quality」の高い製品づくり。
まとめ
※ケースは【Simplism】iPhone 5/5S 縦開きPUレザーケースTR-VFIP13-BR
、前面シートのみマテックを使用
私がこのシートを気に入ったのは、革が肉厚なこと。
この感触はいくら写真で見ても解りません。
店舗で手にする機会があったら、是非手にとって触ってください。
今後、彫刻のように、革の表面を掘って模様を付けようかとも考えているとのこと。
他にもいろんな種類が販売されているので、また着替えさせて楽しみたいと思います。
Written by Metal(@Metal_mac)
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