スティーブ・ジョブズ1995~失われたインタビュー~ は現代を生きる者へのメッセージ

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Steve Jobs1995

AUGM東京2013から帰ったばっかりで、興奮冷めやらぬMetal(@Metal_mac)です。

AUGMの事は、また追々記事にすることにして、今日(10月7日)現在まだ東京でしか公開されてないので、絶対観たいと思っていた映画についてのお話。
映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』オフィシャルサイト | STEVE JOBS 1995映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』オフィシャルサイト | STEVE JOBS 1995

関連:【映画】今年の秋はジョブズ祭 『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』が9月29日に日本初公開!

AUGMのために上京したので、この気を逃さず観てきました。
映画と言っても、ストーリーは無く、スティーブ・ジョブズ氏のインタビューを延々と70分間、同じアングルからの撮り続けた映像です。

上映館は、ミニシアターユーロスペース|EUROSPACE

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失われたインタビュー

ご存じの無い方に、改めて解説。

1995年の夏に米国でパーソナルコンピュータの誕生を取り扱ったテレビシリーズが放映されたそうです。

1995年と言えば、Microsoft Windows 95が発売され、世にインターネットが認知され始めた年。

スティーブ・ジョブズにとっては、Appleを10年前に追い出された後、NeXT社を立ち上げ、新しいコンピューターシステムを開発していた頃です。
※この時に開発されたNEXTSTEPというシステムが、現在のMacに使われているOSXやiPhoneなどのiOSの元となっているのは有名な話。

このテレビシリーズも、そんなタイミングで企画されたのでしょうが、実際に使われたのはカットされた僅かな部分だけ。

全てが録画されているはずのマスターテープは紛失され、幻のインタビューへと。

しかし、これまた2011年、そのテレビ番組のディレクターの家のガレージから、マスターテープをコピーされたVHSビデオテープが発見され、修復された後、スティーブ・ジョブズ氏の没後、2011年11月米国で放映されました。

その映像が、スティーブ・ジョブズ氏の10月5日の三回忌に合わせて、先月9月29日から日本でも公開されたのです。

スティーブ・ジョブズ氏の語る過去と未来

この映像に出てくるインタビュアーは、スティーブ・ジョブズ氏に優しくありません。
初代Macintoshを作ったときの話などは、事前にその時にいたスタッフへインタビューをしていたようで、「関係者から聞いた話と違う」とジョブズ氏に質問をぶつけます。

それをジョブズ氏が激高すること無く、淡々と当時の様子を語ります。

そんなやり取りの中、数ある印象に残ったスティーブ・ジョブズ氏の言葉の中から敢えて3つ挙げます。
内容は私なりに租借したものになってますので、実際の言葉とは違うかもしれませんがお許しを。

ユーロスペース入口
※映画館ユーロスペース入口

Macのヒントを得たゼロックスの話

Macintoshを開発する切っ掛けとなった、ゼロックスで見たグラフィカルユーザインタフェースの話。

当時のゼロックス社にはそれを商品化しようとする動きは無く、あのままでは埋もれていた技術だと彼(スティーブ・ジョブズ氏)が言います。

通常の会社は、営業職など売ろうとする物の開発に携わる以外の者に、それを発売するか否かの決定権があり、現場で物作りに携わる者に決定権が無いのが問題だと指摘します。

当時のゼロックス技術陣が素晴らしいモノを開発したにもかかわらず、世に出る機会がなかった。

だから…そこで、有名な言葉が飛び出します。
※元々ピカソの言葉らしい。

優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む

人類の進歩

当時、絶好調のコンピューターOSを開発した会社をこき下ろします。

好調なのは、彼らの功績だとしながらも、有名なハンガーバーショップの名を挙げてそこと同じだと。

開発する方もジャンクフードを売り、そのジャンクフードを食べる人もそれで満足する。

あの会社には、ビジョン(魂)が無い。

しかし、それでは “人類は進歩しない“と彼は言います。

人類の可能性を信じて

彼は、何かで見た1キロを進むために、1番効率(車でいう燃費と考えればいいでしょうか)の良い生き物は何か?の話をします。

一位は、コンドルだった。
人間は、下から3分の1の順位。

しかし、人間が自転車に乗った場合の数値も載っていたが、それはコンドルよりもダントツで1番の成績だったそうです。

そして”人類は、道具を使うことによって、劇的に現状を変えることができる生き物” だと知った。

だから、パーソナルコンピュータは、脳の自転車だという宣伝文句を使ったこともある。

感想

連日、夜遅くまで飲み歩いていたので、正直言って同じアングルからの映像を見続けるのは、きつかったです。

気を抜くと寝てしまいそうでした。

そして、内容から言っても、万人に勧められる映画ではありません。

最低限でも、これを観る前に彼のやってきたことの予習は必要です。
そうでないと、何を言っているのか多分理解できないと思います。

予習は、こちらで。

このインタビューの1年半後、NeXT社がAppleに買い取られ、スティーブ・ジョブズ氏が復帰してやったことは、このインタビューに凝縮されていると言っても良いでしょう。

ということは、この映像に映っているのは、Appleの衰退を間近に見つつ、自分には何も出来ない、非常に歯がゆい、焦れていた時期のスティーブ・ジョブズの姿です。

そして、彼が亡くなった年にこのテープのコピーが見つかったのも何かの因縁。

IT社会を生きていく、我々残された者に対する強烈なメッセージにような気がしてなりません。

名古屋では、11月末に公開だと中の人に教えて戴いたので、名古屋でもまた観に行きますよ。

Steve Jobs R.I.P
(スティーブ・ジョブズ 安らかに眠れ)

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既に言葉を訳した本も出版されてます。

【追記】iTunesでレンタル・購入できるようになりました。

Written by Metal(@Metal_mac

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