Server room Photo by torkildr
レンタルサーバをシックスコアに変えて、ご機嫌なMetal(@Metal_mac)です。
さすが、有名ブロガー御用達のレンタルサーバー。
ブログの表示自体も速くなったのですが、メモリが16GBと大きいおかげでしょう、管理画面で更新したときにエラーが出たり、MarsEditでサーバへアップロード時などにエラーが出ません。
これだけでも、フラストレーションが溜まらなくて快適です。
でも、レンタルサーバーの引っ越しなんて初体験。
なかなか一筋縄でいきませんでした。
(T^T)
あらかじめ、移設方法などの情報収集はもちろんしていましたが、環境によって設定や躓くところが皆さんバラバラ。
ある方は、すんなりいっても他の方は同じ事をやって出来なかったりと…
今回、私も要所要所で躓いて、結局まるっと2日かかってしまいました。
私が苦悩したポイントなどを書き留めておきます。
見出し
手順
簡単にサーバ移設の手順。
WordPressは大きく2つの要素からできています。
FTPソフトを使ってのWordPress本体の移設。
サーバのデータベースに入っているデータ移設です。
なので、それぞれをさくらサーバからシックスコアへ引っ越しさせるのが今回の作業内容です。
一番最初に「独自ドメインの設定」と、一番最後に「DNSサーバの変更」があるんですが、私が躓かなかったので省略。
作業は、1日あれば何とかなるだろうと思っていたのですが、なんのなんの、あちこちで躓きまくって休みが2日つぶれました。
WordPress本体のダウンロードとアップロード
いじる機会が多ければ、Coda 2なんて本格的なアプリケーションを使うんでしょうが、たまにしかサーバへをいじることが無いので、FTPソフトは、無料のあひるさん(Cyberduck)を使っています。
このアプリケーション、そこそこ使えるんですが、一気にさくらサーバ内のデータをすべてMacへダウンロードしようとしたところ、途中でエラーが出たり、落としたデータが足りなかったりしてイマイチ確実性に欠けました。
ダウンロードに時間はかかりましたが、小分けして少しずつダウンロードした方が確実です。
特に、wp-content>uploadsフォルダ内は、画像ファイルがゴッソリと入っているので、これだけでも小分けした方がいいでしょう。
私の場合、そんなこんなで、データのダウンロードにとても時間がかかってしまいました。
最初から、小分けしていればなんてことなかったんですが、急がば回れですね。
教訓:ダウンロードは小分けにすべし
アップロードは、シックスコアのマニュアルによると、デフォルトではWPフォルダに入れる設定でしたが、私は直下へアップロードしました。
特に問題なし。
データベースのエクスポートとインポート
データベースは、phpMyAdminから行います。
エクスポートするデータベースは、現在稼働中のWordPressで使っているデータベースだけでOK。
「information_schema」と書かれたデータベースは必要ありません。
左サイドから使用中のデータベースを選択し、上部のタブを切り替えて、エクスポート画面へ行くんですが、ここの設定がわからん。(T^T)
データベースの選択
ネットを検索するといろんな意見があるんですが、私の場合は、全選択でOKでした。

右側のチェック
DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT を追加
をチェックしないと上手くいきませんでした。

ファイルに保存する
ここでも大きく躓きました。
移転先のシックスコアへインポートできるサイズが (最長: 30,720 KiB)と表示されています。
つまり、30MB以下じゃないと一度にインポートできず。
手元にある無圧縮のファイルは、57MB。
ダメじゃん。
そこで、圧縮してエクスポートしようと試みたんですが、クリックしても最初は無反応だったり、エクスポートできても、インポート時にエラーが出たり、インポートできてもデータが5月までしか無かったりと、散々。
何回もダウンロードとインポートを繰り返しているうちに、何故か無事にインポートできました。
コツとしては、エクスポート、インポート共に、サーバが正常に動くまでタイムラグがあるようですから、あまりせっかちにならず、一度クリックしたら、一旦お茶するくらいの時間が必要なようです。
後述する確認作業で、CSSが崩れていた場合、ファイルが抜けている可能性があります。
確認作業ツール
独自ドメインを一番最初に設定するんですが、DNSサーバの変更をしていないので、そのまま確認しようと思っても、元のサーバへ飛ばされて、作業が終わっても新しく移設した環境が正常に動いているかどうかわかりません。
シックスコアでは、確認できるURLを発行してくれるんですが、発行してから正常に働くまで約1時間かかるということなので、待ちきれないぞう〜(ローカルネタですまん)
そこで、自分のローカル環境(MacやPC)だけ新しいサーバを見に行くようにするGoogle Chromeの拡張機能を使いました。

ダウンロードリンク:Chrome ウェブストア – HostAdmin
ターミナルで設定をいじらなければなりませんが、簡単です。
やり方は、こちらのサイトに書かれています。
トップページは正常だが、記事ページが表示されない
前述のHostAdminを設定して確認したところ、問題なくトップページが表示されていたので、大喜びしたのもつかの間、記事ページのリンクをクリックしたところ、404エラー(NotFound)の嵐。
記事ページはもちろん、カテゴリページもありません。
データベースの中を覗いてみると、ちゃんと記事は存在します。
そこでFacebookへSOSを送ったところ、blog[箱] ものくろぼっくすの 大東(@monochr)さんが、協力してくれました。
Facetimeオーディオで障害の状況を話しながら、一緒に事例検索。
大東さんが、見つけてくれたのは、この記事。
参考:ワードプレスで個別記事が404になった時は | NO:1015 | IQ150のタクマが教えるインターネットビジネス
治し方は、あっけないほど簡単。
WordPressへログインし、設定>パーマリンク設定で、何もせずに「設定を保存」をクリックするだけ。
これだけで、何事も無かったのごとく正常に動き始めました。
もう、大東(@monochr)さん大好き!♡
このあと、DNS設定を変更した時、作業を始めて2日目の深夜12時を大きく過ぎていました。
まとめ
基本が分かっていないど素人がやるんですから、すんなり行かないと思っていたのですが、これほどまでとは思いませんでした。
12月25日がちょうどレンタルサーバー、WordPressの環境でブログを始めて1周年だったので、それまでに新しいサーバへ引っ越しておきたかったのです。
冒頭にも書きましたが、結局丸々2日かがりの作業になりました。
一時は、お試し期間に移設が終わるのだろうかと不安になりましたが、無事に終わってほっと一息です。
シックスコアへのブログ移設を考えている方の一助になれば幸いです。
謝辞
最後に助けていただいた大東さんへ感謝するのはもちろん、下記の記事、文中でご紹介した記事を書いてくださった皆さんには大感謝です。
ありがとうございました。
移設の参考にしたブログ記事
- [wp] wordpressを丸ごと移管/移行させる手順 at フォノクラフト株式会社:作業メモや備忘録など
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