photo by Computer Choppers ADEMOV
ブログを書くのが楽しくてMacを使っているのか、Macに触りたいからブログを書いているのか判らなくなってきたMetal(@Metal_mac)です。
今日(1月24日)は、Macintoshの誕生日、そして1984年生まれのMacは、今年(2014年)で30歳になったのです。
私が、Macを使い出したのは1998年10月に発売されたbondi blue(Revolution B)のiMacからですので、ちょうど15年が過ぎました。
Macの誕生日に寄せて、今回は “何故Macを使い出したか” 、”何故Macを使っているのか” などについてお話ししようと思います。
Windowsでの挫折とMacとの出会い

挫折
1998年当時は、Windows98が発売されて世間はWindows一辺倒。
その前年から、私もインターネットがやりたくて、Windows95がプリインストールされたパソコンを使っていました。
最初のうちは、インターネットやメールがメイン。
そして、だんだんと守備範囲を広げ、3D画像を作ってみたり、画像処理アプリケーションを手に入れて、当時流行りだしたデジカメで撮影した画像を加工して遊んでいました。
しかし、どうも私とは考え方が違うようで、それぞれの設定や基本的な使い方の部分でいちいち躓き、目的の画像処理や3D作成まで行き着かないんです。
自然とパソコンで作業をするが、嫌になりフラストレーションが溜まる日々を送っていました。
本来パソコンは、作品を作るための道具であるべき存在なのに、それに足を引っ張られ、自分のやりたい事ができない。
何とも残念な気持ちでした。
そんな折に、同僚から画像処理などをやりたいなら、Macを使った方が良いよとアドバイスをもらいました。
出会い
倒産寸前だったAppleにスティーブ・ジョブズが復帰、Apple社の命運をかけた初代iMacが大々的に発表された年でもあり、私が住んでいた田舎町でも家電量販店の店頭にデモ機が並んでいました。
そこで、初めてMacに触れたのですが、それはもう衝撃的でした。
当時はMacOS8.5でしたが、とにかく触っているだけで、楽しくて仕方が無い。
わかりやすい階層構造、アニメーションで親切に教えてくれるヘルプ画面、ファイルをドラッグすると”ズズズ”っと引きずる音がして、ゴミ箱へ放り込むと”カラカラ”っと音がする。
もう、ニュータイプに覚醒した時のシャア・アズナブルのような気分。
できるぞ!私にもできるッ!
…見えるぞ!私にも敵が見えるッ!!
パソコンに触っていて、こんなに楽しいのは初めてでした。
感動のあまり、1人で15分以上は触っていたと思います。
Macのラインナップ
スティーブ・ジョブズが行った改革は、iMacを開発しだけではありません。
その後、混沌としていたMacのラインアップを一般の人にもわかりやすいように、また顧客のターゲットを明確にするためにシンプルに明確化しました。
photo by Macworld Tokyo 2000.
- コンシューマー向けデスクトップ型-iMac
- コンシューマー向けノートブック型-iBook
- プロ向けデスクトップ-Power Mac
- プロ向けノートブック-Power Book
今では、パーソナルコンピュータ自体の性能が上がったため、この構図が少々変わってきていますが、当時の製品には歴然とした能力差・価格差がありました。
この製品群のシンプルさも私のような初心者に解りやすく、いつかはPower Mac、いつかはPowerBookなどと、目標?を定めやすくなっていて、ますますのめり込んで行ったように思います。
iMacは、Apple社を倒産の危機から救いましたが、パーソナルコンピュータを使うことが嫌になり、ITから落ちこぼれようとしていた私も救ってくれたのです。
Macを使い続ける理由
現在も、その操作のシンプルさ、解りやすさは変わっていません。
新しいアプリケーションをインストールするのも基本的にアプリケーションフォルダへ本体を入れるだけです。
最近では、AppStoreからダウンロードすると自動的にアプリケーションフォルダへ入れてくれる物もあるようです。
関連:【Mac】Macのインストールとアンインストール
階層構造も解りやすい。

無線LANだって、AirMac Extremeなどを使えば、何もしなくても勝手に繋がる。
関連:【Apple】AirMac Expressで簡単に無線LAN(Wi-Fi)を設定できた話
Windowsのように中身をいじりたい方には、自由度が無くて面白くないでしょうが、私はブログを書くのが目的なので、読者の方に喜んで貰えるような記事を書くことができればそれでいいんです。
音楽家も良い音楽を作るのが目的なので、道具であるパーソナルコンピュータは、操作が簡単な方が作品作りに集中できる。
私はこんなブログを書いているので、昔からIT全般に強いような誤解を受けますが、MacやiPhone以外のことは全く解りません。
Macを使っているから、見よう見まねでレンタルサーバを借りて、WordPressでブログを更新できているんです。
そして、Macを使っていたから、ブログを始めようという気持ちにもなりました。
Macを使っていなければ、今頃こんな事はしていないでしょう。
これからのMac

PCの売り上げが全体的に落ちタブレットやiPhoneなどのデバイスが増えてきています。
日本でも、iPhoneの使用率が70パーセントと異常な盛り上がり。
そんな背景もあって、もっとMacのシェアも上がると思いますし、実際に私の周りのiPhoneユーザーは買い換え時にぞくぞくとMacへ転向しています。
数年後には、Windows搭載機、ChromeOS搭載機、そしてMacがシェアを分け合う三つどもえの世界がやって来るのかもしれません。
参考:東芝がChromebook 市場に参入、”Haswell” Celeron と13型ディスプレイ搭載の279ドルノート – Engadget Japanese見れば見るほどMacBook Airにそっくり(^_^;
最後に。
Macよ、30歳の誕生日おめでとう。
これからもよろしくな。

良きMacLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
過去に同じ思いをしました。
マンガと音楽をMacで創っていますが、Macが無かったら、多分いまだに手でマンガを描き、テープに多重録音していると思います。
コメントありがとうございます。
サイトを拝見しました。心温まるマンガですね。(^.^)
Macは夢を実現させてくれる、大事なパートナーですよね。
[…] 【林囓】Macの購入を考えている方へ、私がMacを使う理由 -Mac30歳の誕生日に… […]