昨日(2月15日)大分市で開催されたAUGMの翌日観光で、大分の皆さんに臼杵市を案内していただきました。
臼杵には初めて行ったのですが、江戸時代へタイムスリップしたかと見間違うほど、城下町の街並みや何気ない路地に情緒があふれ、素敵な街並みでした。
出発
昨夜の懇親会の酔いが覚めぬまま、朝9時に大分駅近くへ集合。
40人乗りの観光バスで出発です。

臼杵市へ向かう途中の道には、一昨日の全国的な大雪の影響が残っていて、「え?ここ九州?」というような雪景色。
雪で乗り捨てられた乗用車が、まだあちこちに放置されていました。

国宝臼杵石仏
最初の観光地は、国宝に指定されている臼杵石仏
小高い丘の周りに、仏像が岩肌に露天掘りされています。
大小合わせてその数約60体。
平安時代後期から鎌倉時代にかけて掘られたようなのですが、誰がどのような目的で作ったかは解っておらず、多くが謎に包まれているそうです。
昼食
お昼は、割烹みつごでランチ。

美味しいお寿司をいただきました。
次回は、河豚食べたい! (>_<)
小手川酒造見学
大分と言えば、麦焼酎が有名。
こちらの小手川酒造では、今でも木製の樽で黒麹を使った麦焼酎を蒸留しているそうです。

試飲もさせていただきましたが、すっきりとして美味しかったです。
酒蔵は、秋頃お酒を樽に仕込んで、春先に出荷するのが通例。
しかし、夏の間は樽が遊んでしまうため、春から秋にかけては味噌や醤油を作るようになったそうです。
そこで、産まれたのが九州地方で有名な醤油メーカーフンドーキン醤油株式会社。
(本州で言うと、キッコーマンに当たる大手の醤油メーカーだそうです)
実は、あちらの方が有名になってしまったけれど、こちらの小手川酒造さんが本家とのことでした。
小手川酒造株式会社|大分麦焼酎・清酒販売
通販でも買えます。
こちらは、酒蔵と向かい合って建てられているフンドーキンのお店で売ってる味噌入りソフトクリーム。
奇妙な取り合わせですが、ほんのりと麹の香りがしてなかなか美味でした。
臼杵城下町を散策
臼杵の城下町は、都市景観100選にも選ばれた素晴らしい街並み。
これは、先ほどの小手川酒造がある商屋の地区と武家屋敷がある地区でできているそうです。
商屋の地区は、キリシタン大名で知られる大友義鎮が作った街、武家屋敷がある地区は、関ヶ原の戦い以降、この臼杵を治めた稲葉氏とはっきり分かれるそうです。
地元ガイドの方に説明を受けながらの散策でしたので、とっても興味深いお話がたくさん聞けました。

冒頭の写真もそうですが、これは臼杵の臼杵藩の財政が逼迫したため贅沢禁止令が出されたとのこと。
稲葉観通(第14第臼杵藩主)の時代【天保の改革】のころ、質素倹約のため臼杵の町の者たちは、「紙製のお雛様」しか飾ることが許されていなかったという
引用元うすき雛めぐり|あったか・冬九州|九州旅ネット 九州観光情報サイト
今年は、2月08日~3月16日の間、臼杵観光協会によりこのイベントが催されているそうです。
磯端会議(アワビ養殖場)
次に難関を乗り越え?(行く途中の道が半端ないくらい狭かった)向かった先が、廃校になった中学校を利用したアワビの養殖場。
私がUserGroupを主催している伊勢志摩地方でも名産となっているアワビですが、こちらではそれをタライの中で養殖。
お高いイメージあるアワビですが、粒が小さいため安価で販売しているそうです。
より大きな地図で 磯端会議 を表示
おわりに
臼杵は初めて訪れた土地。
観光は、とっても面白かったです。
AUGMの翌日観光に参加して毎回思うのは、観光の楽しさもありますが参加者の方と同じ体験をするため、とっても親しくなれるということ。
そして、その土地の事をより深く理解できる嬉しさがあります。
AUGM in OITA 2014のスタッフの皆さんお疲れ様でした。
※画像は、大分の銘菓ざびえるの焼きたてが食べられる南蛮珈琲館 ホルトホール店
Written by Metal(@Metal_mac)
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