30年前に発売された Mac。
30年と言えば、軽く一世代を超えている。
このブログを読んでいる方の中にも、Macと同い年の方も多いはず。
物心が付いた頃は、身近にパーソナルコンピュータがあった人もいると思う。
では、次の世代はどうなんだろう。
インターネットのある生活

私の娘達は現在中高生、彼女らが物心ついた頃にはもうすでにインターネットに繋がったパーソナルコンピュータが家にあった。
私が最初にインターネットに繋ぐことができるパーソナルコンピュータ(Windows)を買ったのは、約16年前。
長女が2歳になるかならないかの頃。
ノートパソコンだったので、当時は毎日仕事用にと職場へ持って行っていた。
その翌年、初代iMacを買い、パーソナルコンピュータ2台持ちになった私はWindows機を職場に、iMacを自宅に置いて使っていた。
そんなある日、私が出勤した後、長女はiMacを指し「お父さん持って行かなくてもいいの?」と不思議そうに嫁さんに尋ねたそうなw
形は違えど、同じ種類の器械だと解っていたのだろうか。
iPhoneのある生活

今、高校2年生の長女、中学3年生の次女共にiPhoneユーザだ。
彼女達は、日常的にiPhoneを使い写真や動画を撮り、LINEで友人とメールや電話をし、YouTubeで動画を見て生活をしている。
私は何一つ教えていない。
私がGmailを教える前に自分でGmailのアドレスを取っていたし、Twitterを教える前にアカウントを作っていた。
正しくITネイティブ。
彼女達にiPhoneアプリを教えて貰うことも珍しくない。
私が初めてMacを使い始めた頃より、より生活に近いところでiPhoneを活用しているように思う。
もちろんMacは、私にとって無くてはならないモノだが、当時は無くても生活は成り立っていた。
しかし、今、彼女達が手にしているiPhoneを初めとするモバイル端末は現代を生きる上で無くてはならない生活必需品だ。
そう考えると、この手のデバイスは30年前とは比べものにならないくらい自分たちの生活に密着しているのが判る。
始まりはiPhone
長女は先月、数年分のお年玉を貯めて初めて念願のデジイチを手に入れた。
彼女が写真に夢中になったのも、始まりはiPhoneで写真を撮り、加工する面白さを知ったからだ。
また次女は昨年、初めて自分の携帯電話としてiPhone5cを手に入れたが、時々動画を撮影して見せてくれる。
家庭用のビデオカメラが出始めた当時、給料を貯め、10数万円出して買った以上の画質のビデオカメラをこの歳で手に入れたのだ。
始まりは、iPhoneなのである。
私達が今、「最初のMacはBondi blueのiMacだった」などと懐かしがっているのと同じように、彼女達が大きくなった頃、「最初のiPhoneは5cだった」などと懐かしがるのかもしれない。
冒頭の“1.24.14” Filmを監督したのは、Apple社CM『1984』を監督したRidley Scott監督の息子のJake Scott氏、すべてiPhoneで撮影されたとか。
私の娘達も、iPhoneでどんな未来を撮るのか今から楽しみだ。
文中の写真はネガフィルムで撮影した長女の作品@博物館明治村
親バカですみません(^^ゞ
良きApplelifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
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