iPadが、医療分野でも幅広く使われているのは知っていましたが、スポーツ選手のこんなサポートにも使われているとは思いませんでした。
Apple – iPad – 脳震とうへの戦略
(via >週末ApplePickUp!:iPadで脳のダメージをチェック – ITmedia PC USER)
脳震とう数
脳しんとうは、スポーツに付きものです。
しかし、こんなに多くの選手が起こしているとは。
Appleのページによるとアメリカの高校生スポーツ中の脳震とうを起こした数
- アメリカンフットボール:15,3000
- サッカー:100,000
- バスケットボール:29,000
- レスリング:12,000
スポーツ選手へのケア
脳は、豆腐のように柔らかい臓器です。
脳震とうは、選手同士が激しくぶつかったりした場合に脳が激しく頭蓋骨の内壁へ叩きつけられ、起こす障害。
そして、それはすぐに回復するものではなく、脳が負った損傷は長い期間続いているとか。
しかも、その損傷を画像として検知するのは非常に難しいそうです。
もし、その期間に激しい運動をすれば、選手がより深刻な障害を引き起こす可能性があるため、休息させなければなりません。
しかし、選手は一刻も早く現場へ復帰したいので、自覚症状が無くなると安静にはしていられません。
そんな時にiPadのアプリを使って、継続して「バランス感覚」「視力」「反応速度」を測定することにより、回復具合を客観的に視ることができるため、選手に対し客観的かつ説得力のある指導ができるそうです。
選手側にしたら、気持ちが焦っているので安静にしていろと言われても、根拠の無い指導にはなかなか納得して従えないですからね。
身体だけじゃなく、心までもケアできるところが素晴らしいです。
Appleのサイトには、選手がiPadを使ってテストを受けている様子などが掲載されていますので、是非どうぞ。
参考:Apple – iPad – 脳震とうへの戦略
参考:週末ApplePickUp!:iPadで脳のダメージをチェック – ITmedia PC USER
同じくiPadなどが医療現場をささえるメイヨークリニックの事例も素晴らしいので併せてご覧ください。
Apple – ビジネスにiPadを – 導入事例 – メイヨークリニック
良きAppleLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
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