今話題の水深5メートルまで耐えられる、ウオータープルーフ iPhoneケース、Catalyst(カタリスト) Case for iPhone 5s/5をトリニティ株式会社さんから送っていただいたのでレビューです。
※iPhone6/ iPhone 6Plus用
もあります。
私は、こう見えても(見たこと無い人がほとんどでしょうがw)昔はバリバリのスキューバーダイバーで、一眼レフをハウジング(防水ケース)へ入れて水中写真を撮ってました。
なので、もちろんシュノーケリングなど、海でも使えるこのケースはとっても気になっていたんですよね。
トリニティさん、ありがとうございます。
防水機構と装着方法をチェック
一番気になっていたのが、どんな防水機構なのだろうということ。
水中カメラのハウジングなどでよくあるのが、ケースの接合面にオーリング(円形のゴムのパッキン)を噛ませて左右をバックルでパチパチ留めるやつ。
お弁当の機密性が高いタッパーを想像して貰えば解りやすいのかな。
しかし、それだと左右のバックルが邪魔になるし、無骨になる。
とてもコンパクトになりそうにない。
実際の製品を見てみると、こんなふうでした。
とってもスリム。

裏蓋のサイドにオーリング(真ん中の黒いゴム)をはめて防水してます。

これだと背面を水圧で押された時にケースの裏板が撓(たわ)んで変形し、内部に漏水する可能性があるけど、水深5メートルまではそれに耐えられる裏蓋の材質のようです。
ここでちょっと蘊蓄(うんちく)垂れますと、水深10メートル事に1気圧上がります。
地上の圧力が1気圧だとすると、水深10メートルでは、地上の2倍の圧力(2気圧)がかかるんです。
20メートルだと3気圧、30メートルだと4気圧。
なので、水深5メートルでは、1.5気圧の圧力がケースにかかります。
防水性能を発揮するには裏蓋のハメ方重要
最初は、iPhoneを入れずにケースに裏蓋をはめてお風呂へ沈めてみました。

見事水没w
実はこうなったのには訳があります。
ケースが入っている箱の中敷きの裏側に書いてある注意書きを無視して、裏蓋を適当にパチパチと填めたからなのです。

ランダムにあちこち裏蓋を押さえて填めてしまうと、サイドのオーリングが凸凹になってしまい、上手く水密を保てないからだと思います。
注意書きにあるように、iPhone上部から徐々に裏蓋を填めることをオススメします。
正しい装着方法

少々押して上部をはめ、その後滑らせるようにパチパチとホームボタン側へ填めていくといいでしょう。
こうすれば、オーリングが均一になるので水密を保てます。

この時、ゴミや髪の毛が挟まっていないか、よくチェックしてください。
それを伝って水が入り込みます。
水圧がかかる場所での防水って非常にデリケートなので、水没を防ぐにはこの部分が肝になります。
他にも大切な注意事項がいろいろ書かれているので、注意書きを必ず読んでくださいね。
水中カメラやハウジングでの水没事故って結構多いんです。
外す時は、コインで底面の出っ張りをこじると簡単に外れます。

水密にさえ気をつければ、脱着は思ったよりも簡単でした。
TouchIDとタッチパネルの反応
防水ケースの上からTouchIDが使えるってどうなっているんだろうと思っていましたが、やはりホームボタン周辺だけ素材が違っています。

感度は落ちますが、指紋認証を濡れた状態でもそこそこ認識してくれました。
何か特殊な加工がしてあるのかな?
防水フィルムなので一般の保護フィルムに比べそこそこ厚いため、タッチパネルの反応は鈍くなります。
ちなみに水中ではTouchIDもタッチパネルでの操作も使えません。

水中撮影したい
タッチパネルのシャッターも反応しないので、水中写真を撮る時は音量ボタンのシャッターを使ってください。

風呂の中でオモチャのブロックを持って撮影してみましたが、タッチパネルでの操作ができないため、画面をタッチしてのピントを合わせができません。
完全オートになるので、被写体が近い場合ピンぼけ写真になる確率が高くなるでしょう。
水深5メートル程度なら、リーフでのシュノーケリングに最適かな。
水面でビデオをオンにしておいて、動画撮影する方が手間いらずで良いかもです。
私も経験があるのですが、シュノーケリングなどをしている時は、手に持っていたつもりでもいつの間にか無くなっていることがあるので、iPhoneが手を離れても大丈夫なように、こういうフローティングストラップを付けておくと安心です。
音楽を聴きたい
お尻の所に穴があるので、それを外せば充電もできるしヘッドフォンも繋げます。

もちろん、水に浸かっている時に外すと水没しますw
水中でスピーカーから音を鳴らすこともできます。
しかし、水中では陸上より音が速く遠くへ飛びますから、近くに人がいると迷惑になるかもです。
まとめ
今回は、海や川で使うことを想定して水中での使用についてレビューしました。
今までの防水ケースというと、ジップロックのような袋タイプが多かったように思うのですが、今回はちょっとおしゃれな感じです。
また耐防塵性能や耐衝撃にも優れているので、アウトドア派にはありがたいiPhoneケースです。
このケースを装着すれば、iPhoneの使い道が広がりますね。
良きAppleLifeを
【追記】
トリニティのプレジデント ほっしぃこと星川さんがこの「Catalyst」を選んだ理由について同社のブログで書かれています。
中の人にしか書けない、なかなか興味深い記事ですので是非どうぞ。
参考:Catalystを選ぶ理由、あれこれ | トリニティ株式会社
Written by Metal(@Metal_mac)
iPhone6/6Plus用もあります
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