昨日、MacBook Proがマイナーアップデートされたが、このラインナップを見て当分MacBook AirのRetina仕様は出ないなって思ったのでその理由をまとめてみた。
MacBook Air13インチを購入したいがRetina化されるのを待つべきだろうか?
などと、迷っている方の参考になればと思い記事にした。
Retina化されないと思う理由は、2つある。
差別化
MacbookProとMacbookAirシリーズとの差別化の1つに価格帯の差がある。
MacbookAir13インチ、128GBモデルが98,800円、同じく256GBモデルで118,800円。
これに対し、MacbookPro13インチRetinaは、下位モデル2.6GHzの128GBモデルが128,800円、同じく256GBモデルで147,800円。
※価格はいずれも税別
それぞれ約3万円の差だ。
Retinaにすれば、価格も上がって差別化が難しくなる。
余談だが、Retinaモデルでは無いMacbookProも残しているが、その価格が108,800円
ちょうど、MacbookAirのラインナップの間を埋める値段になるのが面白い。
バッテリー
MacbookAirの最大の売りは何だろう?答えはAppleのサイトにある。

バッテリの持ち時間が真っ先にアピールされている。
バッテリーの持ちを良くするために、四苦八苦して省電力化にしているのに、Retinaにして消費電力を上げるだろうか?
現状ではバッテリーの高性能化が見込めないので、稼働時間を長くするにはマシン本体の消費電力を抑えるしか無く、最大の特徴を殺してまでRetina化するとは思えない。
まとめ

先日、初めてのMacを購入したいという友人を案内して栄のAppleStoreへ行き、MacbookAirとMacbookProRetinaの画面を見比べて貰ったが、MacbookProRetinaの画面の美しさには感動していたものの、選んだのは価格が安いMacbookAirだった。
メモリさえ8Gに上げておけば、ビデオ編集などヘビーな使い方をしないかぎりMacbookProとAirの能力的な差は、昔のMacBookとMacBookProほどの差ほどは感じない。
実際私は、MacBookPro Retina(Mid2012)とMacBook Air11インチ(Mid2013)を併用しているが、ブログを書くだけであればMacBookProに能力が劣るところはほとんど感じない。
それに、老眼がかかって視力が衰えてきた私のような者にはRetinaディスプレイはありがたい存在だが、若者にとっては絶対というわけでは無いようだ。
という訳で、Appleが近年MacBook AirをRetina化するとは思えない。
もし、その可能性が有るとしたらMacBookProの画面が8Kぐらいにアップデートされた時かも。
なので、MacBook AirがRetina化されるかもと買い控えている人がいたら、安心してMacBookPro13インチを買いなされ、ただし責任は持てないが…(^^ゞ
良きMacLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
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