先日「あなたがどんな状況でも成功する8つの性格
」という本を読んで、少々へこんでおります。
何故か窮屈だなと感じていたのですが、実は30年間、自分には全く不向きな仕事をしていたようなんです。
へこんでいても仕方が無いので、この本の紹介と自分が気がついたことなどを記事にしました。
案外自分の強味を判ってないかも
中身を読んでみると、この本のタイトルのニュアンスが少々違っていました。
成功する8つの性格
成功するために8つの性格を知る!
とする方がスッキリします。
つまり、8つの性格の人だけが成功するのではなく、自分が8つに分類された性格(プロファイル)のどれに属するかを知り、成功するために自分の強みを生かした仕事をしようというのです。
この理論は、ロジャー・ハミルトンという人が考え出した理論のようで、その理論を元に執筆されています。
自分が属する性格・特徴を生かせば、自分のビジネスの適正と向いている職業が判るというわけです。
8つの性格
- クリエイター(起業家)
- スター(人気者)
- サポーター(経営者)
- ディールメーカー(交渉人)
- トレーダー(投資家)
- アキュムレーター(蓄財家)
- ロード(支配者)
- メカニック(開発者)
富を生む鍵 「より良い製品を生み出す」
富を生む鍵 「独自のアイデンティティ(存在価値)を確立すること」
富を生む鍵 「チームを率いて、富を生み出す鍵をサポートすること」
富を生む鍵 「適切なときに、適切な人同士をつなげること」
富を生む鍵 「安く買って高く売ること」
富を生む鍵 「いずれ価値が上がる資産を所有すること」
富を生む鍵 「お金を生み出す権利を支配すること」
富を生む鍵 「よりよいシステムを編み出すこと」
自分がどの性格に属するかは、2者択一の26個の質問に答えるだけで登録したメールアドレスへ直ぐに回答が帰って行きますよ。
本によると、1つのビジネスを成功させるには、この8つのプロファイルを持った人々が必要なのですが、自分の属するプロファイルと隣り合ったプロファイルもある程度持ち合わせているため、最低限3つのプロファイル保持者と組めばビジネスが上手くいくそうです。

適材適所

給料を貰って仕事をする以上、致し方ない面もあるかもしれませんが、自分に合わない仕事をしなければならないのは苦痛です。
また、会社側から見ても時間と人材の無駄遣いになるんじゃないでしょうか?
短期間であれば、不得意な分野を知る為に必要かもしれませんが、長期的にそこで働かせると社員のモチベーションは落ち、効率が悪くなります。
社員側、会社側とも適材適所の人事をしないとお互い不幸になります。
なので、会社の人事担当者の方にも是非読んで欲しい本ですね。
自分のプロファイルを知る

私の属性は「スター」でした。
参考:メタルさんの予想プロファイル/ウェルスダイナミクス予想プロファイル診断
あまり人付き合いが上手くないと思っていたので、自分でも意外でしたね。
しかし、考えてみると近年AUGMなどで人と会ってお話しするのがとっても楽しいので、本来は社交的性格なのかもしれません。
子供の頃の教育や環境が本来の自分を判らなくしている例もあるようです。
今の自分の仕事を考えてみると、若い頃は、元気よく外へ飛び出していく仕事だったのですが、現在はほとんどオフィスから出ることも無く、デスクワークだけで1日が終わっていく仕事です。
それに、スターのプロファイルは数字を扱うのが苦手なのですが、現在の職種は結構数字を入力したりする仕事が多いんです。
どおりで、よく間違えるはずです。(^_^;
つまり、私のプロファイルとは正反対の数字を分析したり、淡々と仕事をする「トレーダー」や「アキュムレーター」が得意な仕事をしているわけです。
これだけを持って、転職や起業を勧めているのではありません。
私のように、現在の職種でミスが多かったり上手くいかなかったりしていても、落ち込むことは無いと言いたいのです。
できない自分を責めずに、時には「だって不向きなんだもん」って開き直ってください。
また現在、貴方がやりたい仕事をしていたとしても、どうも上手くいかないと思ったら読んでみてください。
自分がやりたい職種が必ずしも貴方の能力が発揮できる場であるとは限りません。
自分を知ることによって、自分が進むべき道も見えてくるんじゃ無いでしょうか?
まとめ
その他にもこの本の中には、各プロファイルの特徴、ありがちな行動パターン、注意しなければならない点、向いている職業、万が一会社がつぶれた時は、どんな行動を起こせば良いか等々、が書かれています。
読んでいて腑に落ちる点も多く、座って長時間講義を聴いていると寝てしまう理由がよく解りましたw
これから人生を生きていく指針のひとつにしたいと思います。
よき人生を
Written by Metal(@Metal_mac)
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