AppleのメモアプリがEvernote(エバーノート)を乗っ取るのか!? 双方にとってのメリットデメリット

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クロール副社長photo by 林信行がApple幹部に聞く:Appleと日本の特別な関係 (1/3) – ITmedia PC USER

先日の林信行さんがApple幹部にインタビューしたITmediaの記事で、Appleの幹部クロール副社長が漏らした「Evernoteのデータをメモアプリに取り込めるようにする」との発言がとても気になっていた。

林 その機能が便利過ぎて、これまでEvernoteに書いていたような内容を付属の「メモ」に書き込むことが増えてきました。
クロール そういう人のために、 実は間もなく「メモ」に「Evernote」の情報を取り込む機能を追加する予定です

林信行がApple幹部に聞く:Appleと日本の特別な関係 (2/3) – ITmedia PC USER
※みんなが興味のある部分だと思うのだが、本文中ではさらりと流されてるのが余計に気になる。

確かに、iOS8、iOS9とバージョンアップするたびに、メモ.appの機能は飛躍的に向上し、テキストデータの他に画像やビデオ、スケッチブックのように絵もかけるし、ウェブサイトも保存できるようになった。

Mac iPhone iOS9 の メモ.app Evernote的な使い方

2015.11.09

わたしの友人にも、もうEvernoteを使わなくなったという人もいるくらいだ。

Apple幹部は、今度はそんなメモアプリをEvernoteからデータを引き継ぐことができるようにするというのだ。

これは、何を意味しEvernoteとAppleにとってどんなメリットデメリットがあるのだろうか、考えてみた。

 

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Appleのメリット

Apple側にとっては、単純にメモアプリが、Evernoteとほぼ同等な機能を使えるようになれば、Evernote利用者からの乗り換え組を含め、利用者増となる。

当然、保存先はiCloudになるだろうから、iCloudストレージの利用者が増え、その分増収が見込める。

Appleは、最近Apple MusicやAppleTVなどのサービス方面に力を注いでいるようなので、今回のEvernoteの件もその一つだと思えば合点がいく。

また、Evernoteと同じ機能が使えるとなれば、これまでAndroidを使っていたユーザがiPhoneに乗り換える動機にもなるだろう。

いずれにせよ、Appleにとってこのサービスは、メリットこそあれデメリットは見当たらない。

 

Evernote

一方、Appleに顧客を奪われそうに見えるEvernoteだが、本当にそうなのだろうか?

これだけの機能を追加するのだから、当然AppleもEvernoteに仁義を切っているだろうし、Evernoteも協力していると思う。

それは、Evernoteにとっても大きなメリットがあるからだ。

 

バックアップ先としてのメリット

Evernoteにとってのメリットは、万が一Evernoteが無くなっても受け入れ先があるという安心感を顧客に与えることができることだろう。

わたしも便利にEvernoteを使っているが、先日Evernote社の経営不振が伝えられた時、ふと不安になったのは「もしEvernoteが無くなってしまったらこのデータはどうなるんだろう?」という思いだ。

これは、漠然とではあるが単一企業がこのサービスを担っている以上、いつもつきまとう不安だと思う。

世の中に絶対は無い。

だからこそ、Appleが受け入れ先になってくれるという安心感を顧客に与えられるのは、大きなメリットだと思う。

 

負担減というメリット

Evernoteの収益は、主にプレミアム会員の利用料によるものだ。

プレミアム会員が増えれば収益は上がるが、無料会員ばかり増えてもサーバーなどの経費が増えるだけで直接なメリットは無い。

将来、プレミアム会員になってくれる可能性がある顧客であれば良いが、無料でとことん使おうというライトユーザーがいくら増えてもEvernoteにとってメリットは無いのだ。

そういうヘビーに使わないユーザーは、できれば少なく抑えたい。

なので、新規ユーザーは減るかもしれないが、Appleのメモアプリで満足してくれたら、Evernoteにとっても負担減というメリットになるだろう。

逆に、Appleのメモと差別化を図り、メモアプリでは満足できなくなった(プレミアム会員になってくれそうな)ユーザーを取り込むことができるだろう。

つまり、Appleのメモアプリを入口として、Evernoteの顧客を増やせる可能性もあるのだ。

 

 

まとめ

今回の憶測は、あくまで個人的な妄想で、Evernote側がそう思っているという確証も何も無い。

わたしの穿(うが)った見方かもしれない。

しかし、あながち間違ってもいないのではないかという気がする。

というのも、Evernoteはプレミアム会員(収益につながる会員)を増やしたい。

Appleは、メモアプリをEvernoteに連携させることにより、利用者を増やしiCloudの利用者を増やせる。

両方にとって、メリットこそあれ、デメリットが無い。

また冒頭に書いたように、EvernoteとAppleユーザーにとっても大きなメリットがある。

三者がWinWinWinになるサービスだからだ。

こういうプロジェクトに失敗は無いような気がするのは、私だけだろうか?

よきCloudライフを

Written by メタル(@Metal_mac

 

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