開催日:2016年2月20日(土)
場所:大分県大分市 大分県立芸術文化短期大学
Apple公式サイトでも多くの周辺機器を発売しているベルキンですが、今までAUGMでのプレゼンは行われていなかったのですが、今年から参加するようになったそうです。
その逸話を含め、「値段が高くても良いものを」という同社の基本姿勢について語りました。
今回プレゼンを行ったbelkin(ベルキン)日本担当のセールス、マーケティングマネージャーの石井氏がある時、ツイッターで「どうやったら同社の製品の良さをユーザーに理解してもらえるだろう」という意味の発言をしたところ、たまたまそのツイートを見たMacお宝鑑定団のダンボ氏から「AUGMへ来い」と
なお、先週行われたAUGM大阪に引き続いての参加となりました。
ベルキンの社長と石井氏
担当の石井氏も同社へ入社する前は、「ベルキンの製品は高い」という認識だったそうですが製品作りの過程で、様々な工夫が行われているのが理解できて納得がいったそうです。
それは「高くても、内部構造にこだわり安全性・信頼性の高い製品作りを意識している」ことだったそうです。
カーチャージャー
USBカーチャージャーひとつとっても、製品内部の温度が上がらないように工夫されていたり、内部で発生する電波を抑えることでカーオディオへのノイズ干渉を極力抑える工夫がされているそうです。


そのために、どうしても部品点数が多くなり、値段が高くなってしまうと話していました。
アームバンド

ベルキンの販売しているiPhone用アームバンドは、地域によってバンドの長さが異なり、アジア圏で売られているアームバンドは、アジア圏の人々の腕周りの太さの調査結果から最適な長さの製品を提供しているそうです。
USB-C
ベルキンのUSB-Cケーブルは、USB-FI認証を取得し、安い製品ではプラスチック製のケーブルシールドを使っているそうですが、ベルキンではメタル(金属)のケーブルシールドを採用することで、発火を防止し安全性を向上させているとのことでした。
キーボードカバー

従来の重いiPad用キーボードカバーに対して、軽いキーボードカバーを開発するなど、同社は「消費者が困っていることを解決するような製品を作る」という理念に基づいて製品作りが行われているとのことでした。
まとめ
この他にも、iPhoneなどの保護フィルムには、invisiGlassを採用して、割れてもガラスが飛び散らないように安全性を意識しているそうです。
また、石井氏が自分のiPhoneを落とした時「ガラスフィルムは割れたが、iPhoneの液晶は無事だった」との体験談も話していました。
わたしも正直言ってベルキンの製品は高いというイメージだったのですが、その理由がよくわかりました。
Written by メタル(@Metal_mac)
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