うつにならない考え方
わたしもうつを患ったことがあります。
正確には、まだ投薬は続いているので 治療中なのでしょうが、もう うつ症状は長いこと出ていません。
うつの薬は風邪薬と同じように、うつになる症状を抑えるだけの効果しかなく、辛い症状が治まっている間に考え方を変えなければならないのです。
今回のサラリーマンを辞める決意をした時も、環境が変わることについていけるのだろうか?と少々不安だったのですが、不安になったりうつの症状が出ることはありません。
自分自身の心が強くなったというよりも、考え方が変わったからだと思います。
では、どう変わったのでしょうか?
「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けて考える
うつを発症した頃は、自分で言うのも何ですが、バリバリと働いていました。
わたしが座っていた役職は、とても忙しく、自分の机の前に座ってゆっくりとメールチェックもできないような日々が続いていました。
そして、「仕事は完璧にこなしたい」といつも思っていました。
なので、自分の決めた仕事は終わるまで帰ることができませんでした。
また、それが当たり前だと思っていたのです。
そして、その「完璧にこなしたい」という考えに囚われて、達成できないとイライラしてストレスになっていきました。
なんだか今考えるとバカみたいです。
だって、自分で決めたマイルールに縛られて、ストレスを作り出していたのですからね。
自分の力には、限りがあります。
何事も完璧にこなせればそれに越したことはありませんが、こなせなくても自分にOKを出しましょう。
できなかったからといって、自分の価値が下がるわけではないので、ベストを求めずベターで満足する。
そう考えた方が、元気に働くことができます。
「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けて考える
これ大事です。
わたしもそう考えるようになってから、イライラしなくなりました。
自分でコントロールしない

自分でコントロールできないこと、つまり想定外を面白いと思えると世界が広がります。
そして、生きていることが楽しくなります。
サラリーマンを辞める決心がついたのも、自分で何もかもコントロールせずに、行き当たりばったりでいいから人生を楽しもうと思えたからです。
人間の許容範囲には限りがあります、また自分で思いつくことなんてたかが知れています。
なのに、自分で予測がつかなければ、大丈夫だという証拠が揃わなければ動かないとすると、一生動けません。
もちろん、辞めるという決断がつく前は、メチャクチャ怖かったです。
しかし、この本「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」に書いてあった「夢は叶う前が一番怖い」という言葉を信じて飛び込みました。
自分がいつも正しいわけではありません。
わたしもバリバリ働いていた頃、自分の考え方と違う人からの忠告を無視し、結局その人の言うことが正解で恥をかいたことがありました。
それに、楽しいこと、ワクワクすること、感動することはすべて「想定外」からやってきます。
自分が予想したことが起こったら、「やっぱり」と思うだけで真の感動はありませんよね。
「サプライズイベント」は相手が予想していないからこそ驚かせることができるのです。
つまり、自分のコントロールできる範囲外で起こるからびっくりし、感動するんじゃないでしょうか。
自分の狭い見識に囚われて、何もかもコントロールしようと思うと、そこにストレスが生まれます。
ストレスは、自分が作っているものだと理解できると心が楽になりますよ。
「そんなことあるか!あいつが悪いから俺はこんなにストレスを溜めているんだ!」
と思うかもしれませんが、それもあなたが他人の行動をコントロールしようとするから生まれるストレスなのです。
それは、この本嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」で学びました。
まとめ
一朝一夕には考え方は変わらないでしょうが、数々の本を読んだり、人の話を聞いたりすることで自分の考え方は変わっていきます。
少なくてもわたしはそうでした。
一度きりの人生です。
同じ生きるなら楽しみましょう。
何事も楽しめば楽になります。
良き人生を
Written by メタル(@Metal_mac)
人間関係に悩んでいる方は、こちらの本がおすすめ。
わたしはこの本を読んで人間関係で悩まなくなりました。
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