心理学セミナーで学んだ断捨離のお話。
なかなか思い出深いものを捨てるのは難しいと思うんですが、それを捨てないことには新しいことを始められません。
わたしもすぐいろんなものに凝ってしまうので、今は数を作って満足してしまった「真空管アンプ」や「手作りスピーカー」、「ガンプラ」、またはしばらく休養しまった「トランペット」などが数多く部屋の中にあります。
なかなか捨てれられないんですよね。
わたしも今新しい生活になって、断捨離しようと思っていたところなので、とってもタイムリーだったのです。
今回は、不要なものを捨てることができる考え方についてお話しします。
断捨離とは
ご存知の方も多いと思いますが、断捨離とは、ヨガの考え方、哲学だそうです。
- 断行(だんぎょう)
- 捨行(しゃぎょう)
- 離行(りぎょう)
から来ていているそうで、それぞれの意味と断捨離できない気持ちとの向き合い方についてお話しします。
断行
欲望を断つという意味で、所有していたいという欲望をなくすこと。
もう持っていてもあまり重要ではなくなった、習慣として持ち続けている、買い続けている物はないですか?
我が家の場合「新聞」でしょうか?
読んだ方がいいのはわかっているのですが、毎日隅から隅まで読むということはありません。
ほとんど惰性でとっているようなものです。
しかし、人間欲する気持ちを無理矢理断つのは苦しい。
そこで、習慣を変える、新しく習慣を作ることで、無駄な習慣を断つことができます。
例えば、新聞を止める代わりに無料のニュースサイトを複数登録してみるとか。
わたしは日経新聞の電子版に登録していますが、月10本は無料で記事が読めます。
また、気になるニュースを配信するメルマガに登録するのもいいでしょう。
そんな風に欲望の矛先を変えてやれば、自然に無駄な習慣を無くしていくことができます。
捨行
文字どうり不要なものは捨てるという考え方。
これはこれから使うか・使わないかをイメージして、使う場面がイメージできないものは捨てましょう。
よくある捨てられない考え方は、何かあった時使うかもですが、何かあった時はまた同じものを購入すれば良いし、滅多に見ないものって、そもそもその何かあった時は、存在を忘れていると思います。
もし、まだ使えるものであれば、寄付するとかバザーに出すとかして人の手に渡してしまうのもアリですね。
また、人から頂いたプレゼントなども、使わないのであれば写真を撮るなどしてデータ化して捨てましょう。
もちろん、捨てる時は感謝の気持ちを込めて。
離行
執着心から離れることを指します。
物への執着から離れるのは難しいので、これも「断行」と同じように拘(こだわり)りを変える、新しい作ることによって執着を手放すことができます。
よくあるのは、別れた恋人のことを忘れられないから新しい彼氏を作っちゃうという考え方ですね。
また、若い頃に着ていた服を捨てられない場合は、その服をつぎはぎしてクッションカバーにしちゃうとか。
人間は、考えないようにしようとすればするほど強く意識してしまうので、別のものに気をそらせるとか、有益なものに変化させること昇華させましょう。
未来に生きる
捨てられないものや、止められない習慣というものは、それで幸せを感じた時の「過去の幸福感」を忘れたくないから。
物に宿っている思い出を手放せないから、捨てられないんですよね。
しかし、それは古いカレンダーを見ながら昔を懐かしむようなもの。
つまり、過去に生きていくようなものです。
そんな過去に思い出は自分の記憶の中にしまって、未来に向かって進んでいきましょう。
未来には捨てるものはありません。
まとめ
最近は、必要最低限のものしか所有しないミニマリストという生き方をしている方も多いようです。
そこまでしないまでも、安易に買わない、不要なものは捨てる、過去に拘らないようにするだけで、心がすっきりして幸福度が増すかもしれませんよ。
スティーブ・ジョブズも気に入った家具が見るからなかったので、何もない部屋に住んでたことがありました。
そんな、シンプルな生き方を目指します。
あぁ、わたしは物にはあまり執着しない方ですが、面倒くさがり屋なので、片付けるのが面倒なんですよね。
これからは、いらないものはすぐ捨てる!と決めました。
Written by メタル(@Metal_mac)
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