まだ心臓がバクバクしてるメタル(@Metal_mac)です。
(^^;;
今日(8月25日)は、京都駅前で行われた「嫌われる勇気」や「アドラー心理学入門」などの著書で有名な岸見一郎氏の講演会へ行ってきました。
そして、短い間でしたが終了後に少しお話もさせていただきました。
なので、心臓ばくばくw
まさに、わたしにとっては救世主的な存在で、わたしがアドラー心理学にハマるきっかけになりました。
講演内容
最初の90分程度は、先生によるアドラー心理学の考え方の解説でした。
先生が心筋梗塞で倒れ長期入院していた時の話、カウンセラー時代や、子供の頃の話を交えてわかりやすく説明されていました。
主に、自己承認、自己肯定感の話が中心。
つまり、自分は生きているだけで価値があると思えるか、否か。
先生も入院中、主治医の先生から起き上がることも許されず、ましてや執筆活動も禁止され、ベッドに横たわり、ただボーッとする毎日を過ごす生活。
一時は、どの程度まで回復するかは、わからなかった。
もう2度と、教壇に立つことができないかもしれない。
執筆活動さえも危ぶまれる状態に陥り、病院のベッドに横たわり、こんな思いが胸に浮かんだそうです。
「自分はこのまま生きていて良いんだろうか?」
そんな時、倒れたことを聞きつけた、友人が遠路はるばるお見舞いに駆けつけてくれた。
先生は、逆の立場だったらどうだろうか?
と考えたそうです。
もし、自分の友人や親族が同じように病気で倒れ、何もできなくなったとしたら、わたしはその人を生きていても仕方がない、価値がない人間だと思うだろうか?と。
きっとそうは、思わないだろう。
そう考えることができて、心が楽になったそうです。
わたし的には、この他にもアドラー心理学を再確認できる内容が盛りだくさんでした。
質疑応答
休憩を挟んで、参加者との質疑応答が始まりました。
さながら、公開カウンセリング。
みなさんの悩み相談でした。
「転勤してきた上司と従業員との不仲」「後輩の指導に悩む先輩」「問題行動を起こす子供との接し方」などなど、よく耳にする悩みについて、先生が答えていきます。
わたしも、いつの間にか心の中でカウンセリングを始めていました。
先生のアドバイスと同意見のこともあったり、そんな対処方法があるのか、と感心したり。
さすが、先生はカウンセラーとしても活躍されていたそうで、見事なカウンセリングでした。
そして悩みの回答には、当然ながらアドラー心理学の考え方が引用され、適切なアドバイスをされていきます。
アドラー心理学の奥深さを垣間見た感じがしました。
印象に残ったうちの1つは、やはり勇気です。
人になんと言われようと、自分はこれで良いんだ、自分の道を歩いて行くんだ。
と思い切ることで、他人の人生を生きるのを止めて、自分の人生を生きることができる。
それともう1つ。
自分で自分を評価する場合は、どこに注目するかで評価が変わる。
できなかった事ばかりに注目してしまうと、自分の評価を下げてしまい、生きるのが苦しくなる。しかし、できたことに注目すると、自分が思っているより案外でいている事多いんじゃないかな。
と仰っていました。
まとめ
会いたい人に会いに行く。
講演会に参加して正解でした。
最後は先生の共同著書「幸せになる勇気」にサインしてもらい、一緒に写真を撮っていただきました。
先生もAppleマニアだったのはビックリ。


そうなんですよね。
自分にできることはそれだけなんですよ。それでいいんですよ。
ありがたいお言葉いただきました。
あー!緊張した。
講演会の予定は公式サイトでチェックしてください。
Written by メタル(@Metal_mac)