先日の岡スマ拡大版へ参加した翌日、倉敷美観地区にある美術館、大原美術館へ行ってきました。
この美術館は、倉敷紡績(クラボウ)などの社長を努めた実業家大原孫三郎が設立、画家の児島虎次郎が収集したロダン、ドガ、ルオー、ピカソ、ロートレック、モネなどの世界の美術品が納められています。
設立は、昭和5年日本最初の西洋美術中心の私立美術館だそうです。
わたしの中学生時代に読んだ美術の教科書に載っている作品がたくさんありましたよ。
4つの美術館

この美術館は、同じ敷地内に本館、分館、工芸・東洋館の3館、少し離れた倉敷アイビースクエアの中にある児島寅次郎記念館の4館がセットになっています。
それが、1,300円(一般個人)で観ることができる大変お得な美術館です。

どれも素晴らしい作品ばかりなのですが、人間に興味があるので自然と人物画に目が行きます。
特にわたしの印象に残った作品は、本館 ピサロ:りんご狩り、藤田嗣治:舞踏会の前、ピカソ:貧しき食事、ルオー:道化師、ドラン:イタリアの女、別館 熊谷守一:陽の死んだ日、松本俊介:都会、工芸・東洋館 棟方志功の作品群でした。
公式サイトの作品紹介ページに主な作品が紹介されているので、よければ参考にしてください。
パワースポット
美術は好きな方で、時々美術館などで名画を観る機会はあるのですが、ここの作品群の量の多さと多岐にわたるジャンルの多さはすごいです。
本館にある洋画はもちろん、別館の日本人洋画家作品、工芸・東洋館の陶芸や棟方志功の版画などや、児島寅次郎記念館にあるアジアや古代エジプトの発掘品などなど。
半日どころか、美術品が大好きな人なら、一日中いても飽きないでしょうね。
心理学をやっていると、だんだん共感力というか、自然と人の感情や表情に敏感になってくるのですが、ここの作品からは本物のオーラというか、すごいエネルギーが溢れています。
人物画などは、思わず本物の人間と同じくキャリブレーション(観察)すると、描かれた人の感情が読み取れそう。
絵や美術作品は、当然のことながらその作者が観た(インプット)情景をアウトプットして絵にします。
NLP(神経言語プログラミング)で、人はそれぞれ違ったフィルターを自分の中に持っていて、そのフィルターを通して世の中を見たり、表現したりするということを習うのですが、まさしくこの作品群は、作者の持つフィルターを通して描かれた情景なのだと気がつきました。
そして、その表現力の高さと相まって、めちゃくちゃすごいパワースポットだと感じました。
倉敷美観地区
この倉敷美観地区は、今回で3回目ですが、毎回違った面を見ることができてとっても気に入っています。
ひとつの街が、巨大なアート作品といってもいいでしょう。

▼前回は人力車に乗ったから、次回はこの船に乗ってみたい。
▼「たかきび」を練り込んだたかきびめん。お重に入っているのが薬味なんですが、これだけこのまま食べることができて、お酒のつまみにちょうど良いです。
まとめ
▼最近絵画に興味を持ち始めた次女のために作品集を買いました。
喜んでくれたのでよかった。^^
今回の美術館も含めて、この倉敷美観地区には、また遊びに来たいと思います。
▼休館日や展示されている作品、イベントは、公式サイトを参考にしてください。
Written by メタル(@Metal_mac)
観光で来たら倉敷アイビースクエア (Kurashiki Ivy Square)ホテルに泊まりたいな。


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