35年ぶりに北海道へ上陸したメタル(@Metal_mac)です。
思っていたよりも、気温は低くなく(16度)昼間は長袖1枚で過ごせているので少々ホッとしました。
以前、第45回iMug-伊勢志摩UserGroup-定例会にもお越しいただいた、株式会社あつま食品の浜口社長 が空港まで出迎えてくれました。
浜口社長は、伊勢志摩地方出身で5年前から千歳市の東にある北海道勇払郡厚真町に移住して、こちらで食品加工会社をされていて、現在65歳とわたしより10歳年上なのですが、とってもパワフルな方なんです。
スープカレー
まずは、新千歳空港内にある 浜口社長がご推薦のスープカレーを食べに行きました。

野菜カレーのココナッツスープを頼んだんですが、コクと旨味があって美味しかった〜🎶

工場へ
そのあと、浜口社長のミニクーパーに乗っけられて、約30分ほどドライブして社長の経営する株式会社あつま食品へ。
このミニクーパーがめちゃくちゃかっこいい!
特にカーナビが近未来的で、社長が「ね(雰囲気が)Macでしょ!」とおっしゃっていたのが印象的でした。
燻製干物
お宅へお邪魔したんですが、いや〜美味しかった。

▲上がニシンで下がなんと!イワシ!
こんなでかいイワシ見たことない。
これを焼いていただいていただきました。

うめー!魚の旨味が凝縮されていて、めちゃくちゃうまい!
これが、アミノ酸の旨味でしょうか?
▲ニシンのお腹の卵(数の子)がすごい迫力。
▲お腹を開けてみるとほとんど卵なのがわかると思います。
この魚は、浜口社長が釧路や小樽まで買い付けに行って、それを持って帰ってきて工場でご自分一人で捌いて製品に仕上げ、それを真空パックにして冷凍保存しているもので、保存料は一切使っていないとのこと。
保存料を使うと味が落ちるんだそうです。
わたしが今まで食べた干物と、何か違うと感じた理由がわかりました。
浜口社長のバイタリティーに圧倒される
干物の買いつけは、夜中工場を車で出発し4〜5時間かけて港まで行き、持って帰ってきてから捌いて製品に仕上げると深夜になっているそうです。
このお歳で、このバイタリティー!
干物の美味しさにもびっくりしたけど、社長の活力にも驚かされました。
これだけ大変な思いをしても作り続けるのは、食べた方の「美味しい」といってニッコリする顔が忘れられないからだとか。
しかし、安定供給できないため販路が拡大できず、今年いっぱいで工場を閉鎖されるそうです。
今後は、北海道の名付け親の大好きな「松浦武四郎」氏の研究をされるそうです。
松浦武四郎氏は、三重県松坂市出身、幕末に北海道(当時は蝦夷地)を調査して詳細な記録を残した人。
松坂市にも彼の記念館があるので、今度訪れてみようと思います。
浜口社長は、いろんな事業をやっておられたようで、30年ほど前は、静岡県焼津でMacやIT関係の会社をやっていて、Macや関連のソフトウエアを販売されていたとか。
当時は、今みたいにインターネットも無ければ、流通も無い時代。
単独で米国に渡り、何のツテも無い中でソフトウエアの買い付けなどをしていたそうです。
その行動力や夢を語る浜口社長はとっても素敵でした。
また、独立したわたしのことを心配してくださっていたようで、とっても嬉しかった。
感謝です。
お宅で干物を頂いたあとも、車で札幌まで移動してさっぽろオータムフェスト2016の会場へ。
社長も急遽、札幌市内のホテルをとっていろいろお話ししました。

まとめ
「自分と出会う人や目の前で起きることは、全て自分にとって必要必然なのだ」
最近本を読んでいて、こういう言葉に出会いました。
今回の浜口社長のスピード感に若干振り回されつつも、いっぱいお話を聞いて、いっぱい刺激を受けました。
これから、心理カウンセラーをはじめ、いろんなことへ挑戦していこうと考えている時にこの浜口社長と出会えたのは、やはり自分にとって必要必然なのだと感じました。
さて、今日はAUGM札幌2016 どんな方とどんな出会いがあるのか楽しみです。
( ´ ▽ ` )ノ
Written by メタル(@Metal_mac)
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