ヘッドフォンメーカーJayfiさんから、モニター用のヘッドフォンを送っていただいたので、レビューします。
率直な感想は、良い意味でも悪い意味でも現代向きのヘッドフォンだということです。
梱包物
有線式のヘッドフォンで、ボリュームスイッチが付いています。
カナル式の欠点は、おうおうにして耳の穴の大きさに合わないこと。
でも、この素材は柔らかくてクッション状になっています。
これが一番感動しました。
わたしの耳の穴は、左が小さくて右が大きいのですが、この予備のヘッドフォン部分でピッタリのが見つかりました。
長時間挿入しているだけにこの感覚は大事ですよね。
ジャンルは選ぶ
肝心の音ですが、冒頭で書いたとおり、良い意味でも悪い意味でも現代向きのヘッドフォンですね。
わたしがメインに聴いているのは、レコードから録音したいわゆる板起こしの音源(Jazz)でファイル形式も非圧縮音源なので、アコースティックばかりでしかもアレンジも昔ながらの味付けです。
ハッキリ言って、こういう音源はダメダメでした。
中音がかすれて聞こえないし、高音はノイズがひどくなって聴いていられません。
反対に同じジャズでも現代風に音源を調節したCDなどは、そこそこいけます。
しかし、アコースティックは、分解能が悪すぎ、低温部分が団子になって聞こえてしまうので、向いていないでしょう。
反対に、iTunesやAppleMusicなど、圧縮音源には適しているようで、同製品のキャッチコピーにあるように低音部分がよく響いてそこそこ高温部分も伸びている感じです。
そんな風に聴くジャンルや音源によって真逆の評価を受けるヘッドフォンだと感じました。
まとめ
ちょっと厳しめの評価になってしまいましたが、価格帯(執筆時現在でセール中2,790円)を考えれば、気軽に買える普段使い出来るヘッドフォンですし、使いたくても耳の穴に合わなくて今までカナル式を遠ざけていた人にはいいかもです。
Written by メタル(@Metal_mac)
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