アドラー心理学の理論で物事を見たり考えたりすると、目標達成できたり、物事が上手くいくようになります。
一つは、アドラー心理学は「目的論」を取るからです。
今回は、そんなアドラー心理学の肝になる考え方ついてお話しします。
原因論
多くの場合、トラブルがあったり、何か上手くいかなかったことがあるとその理由、原因を探すのが一般的でしょう。
何処が悪かったのか、何故上手くいかなかったのか、どうしてミスをしてしまったんだろうetc。
もちろん、こういう分析も必要だと思いますが、こればかりだとやがてみんなの思考が「上手くいかないモード」に入ってしまい、成功するイメージが湧いてこなくなり、どんどん雰囲気が悪くなっていきます。
果ては、「犯人捜し」に発展することも多いのではないでしょうか?
仲間やグループでは、こんな雰囲気になってしまってはみんなのやる気がなくなってしまいます。
楽しくないんですよね。
これを楽しい会議や話し合いにするには、目的論で物事を考えるようにするとよいアイデアがでるようになります。
目的論
原因論が過去に遡るのに対して、目的論は未来へ向かいます。
つまり、どうやったら上手くいくようになるんだろう、どうしたらできるようになるんだろう、どうしたらミスをなくせるんだろうという具合です。
この考え方であれば、思考が未来へ向かうのでメンバーの気持ちが上がります。
そうすると、自然にアイデアが出やすくなって、やる気が湧いてくるし、目標達成のために一致団結できるのでチームワークも良くなります。
この目的論で物事を考えるときに大切なのは、「目標」を明確にして、グループ全員がありたい姿をハッキリと共有するすることでしょう。
そして、1人1人がすぐに取りかかれることまで具体的にすると、問題解決や目標達成の早道になりますよ。
まとめ
アドラー心理学を学ぶと、快適に生きるためのヒントが見つかりますよ。
何かグループやチームで物事に取り組むときは、良いときばかりではありません。
困難があった時は、グループの士気も下がります。
しかし、こうやって目的論で対応すると自然と士気が上がるんじゃないかなって、わたしは思います。
また、今回はグループを例に取りましたが、個人でもどうしてミスしたんだろうとかなぜ上手くいかなかったんだろうと悩むより、どうやったら上手くいくんだろう、どうしたら、できるようになるんだろうと目的論で考えるようにすると落ち込まず、やる気が出てきますよ。
やる気が出れば楽になる、楽になれば楽しくなる、楽しくなると継続できるという好循環にも繋がるんじゃないでしょうか?
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Written by メタル(@Metal_mac)
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