最近、TVでも頻繁にCMが流れているbitFlyerが何なのか?正確に説明できる日本人って何%ぐらいいるのかな?って思ってしまう。
あのCMでは、綺麗なオネイサン達が踊っているだけですからね。(^_^;
あれは、BitCoin(ビットコイン)取引所のCMなんです。
ビットコインって怪しいの?
ビットコインというと、2014年に起こったビットコイン取引所(両替所)マウントゴックス(Wikipedia)破綻事件の印象が強いと思います。
なので、日本では「ビットコイン=怪しい」という図式ができあがっちゃったんですよね。
しかし、あれは当時世界最大級だったマウントゴックス取引所がハッキングによりビットコインを盗まれて倒産したという事件です。
つまり、実際の通貨でいうと、ドルと円を交換する取引所がお金を盗まれて倒産しただけ(といっても被害額は当時のレートで約470億円とも)の話でビットコインは無くなったわけじゃありません。
MTGOXのマルク・カルプレス社長は28日夕の記者会見で「ビットコインがなくなってしまい、本当に申し訳ない」と謝罪した。消失したのは顧客分75万ビットコインと自社保有分10万ビットコイン。金額にして「114億円程度」としているが、他の取引所の直近の取引価格(1ビットコイン=550ドル前後)で計算すると、470億円前後になる。
だから、ビットコインが怪しいのではなく、あの社長が怪しいだけです。
それどころか、昨年成立した俗にいう仮想通貨法によって、今年春には、決済手段として日本国が正式に認めて取引所の登録制や会計監査を義務化して、前述のマウントゴックス事件を繰り返さないように法整備がされたんです。
「情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案」が成立しました。その中の「資金決済に関する法律」に「第三章の二 仮想通貨」が追加されました。これをいわゆる仮想通貨法と呼んでいます。
※ちなみに「仮想通貨」という呼び方は日本だけで世界では「暗号通貨」が一般的。
というわけで、bitFlyerは、2014年に創業した取引金額が現在日本最大の取引所なんです。
ビットコインとは?
ビットコインを理解するには、まずお金はどうしてお金なの?から理解しないと説明できません。
通常わたし達が使っている円やドルは、それ自体に価値はありません。
ただの紙切れや、鉱物の塊です。
じゃあ、どうしてそれに価値があるかっていうと、みんながお金と認める共通認識があるから。
言い換えると、発行しているので国の信用度です。
だから、米国の景気が良いとドル高になったりするわけです。
ところが、このビットコインは、国が発行しているわけではありません。
例えば、人生ゲームなどゲームの中のお金を連想してください。
あれは、ゲームの中でみんながお金だと認めるからゲーム内だけでお金として通用しますよね。
そのお金を世界中の人がお金として認め、そして去年日本政府も法律によって認めるのです。
しかし、通常のお金のように発行している機関はありません。
インターネット上のBlockChainという技術によって流通しているお金なんです。
ビットコインは何が便利?
一般人が恩恵を得る一番は、送金(振込み)手数料が安い・速い・美味いという事でしょう。
間に銀行を介さないため、1回の手数料が、金額にかかわらず10円程度・送金に必要な時間が約10分なんです。
それも、世界中何処へでも・・・。
日本ではあまり機会が無いかもしれませんが、海外送金ってとっても手数料が高いんです。
例えば、日本から米国へ100,000円送金すると、手数料は約5,000円かかります。
また速くても1日〜3日程度かかる。
米国以外だと1週間程度かかる場合も多々あるそうです。
海外へ出稼ぎに出ている外国人やヨーロッパ諸国ように日常的に他国を行き来する方達にとっては、この手数料はバカにならない金額なんです。
また、この決済システムが一般的になれば、お店にとってクレジットカード会社を使わなくてもいいというメリットもあります。
つまり、お店がクレジットカード会社へ払っている約3%の手数料が丸々利益になるんですよね。
実は、コインギフトやamaten(アマテン)というサイトでは、AmazonやらiTunes、楽天などのギフトカードをビットコインなどの暗号通貨で割安に購入できるんです。
最近では、DMMビットコイン支払受け付けを開始したのが話題になりました。
また、実店舗でも次々と決済できるところが増えています。
また、フィンテック(ファイナンスとテクノロジーを合わせた造語)によって、ビットコインだけではなく、ApplePayやGooglePayなどの決済システムも増えています。
このように、今までの金融機関とは異なるIT業種の企業がドンドン参入しているんですよ。
賢明な方はもう気がついたでしょうが、これは銀行やクレジットカード会社にとっては、存亡の危機なんです。
実際、現在の銀行は10年後に無くなるだろうという人はいっぱいいます。
まとめ
今年は、仮想通貨元年といわれていて、あらゆる場面で使われるようになるでしょう。
乗り遅れないように勉強しないと・・・
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Written by メタル(@Metal_mac)