
このシリーズも今回で最終回。
半年間かかってサラリーマン時代の自分の人生を振り返ってきました。
みなさんにとってどんな気づきがあったでしょうか?
今回は、辞めた後の変化についてお話しします。
4月〜6月
退職してから約2ヶ月間は、今まで溜め込んできたサラリーマン時代の垢を落とすのと新しい職の環境作りに奔走しました。
保険・年金の手続きだったり、部屋の片付け、新しく始めるアフィリエイト、NLP(神経言語プログラミング)などの勉強等々。
いろんな準備だったり、整理だったりで4月・5月はあっという間に過ぎていったのでした。
もしも、サラリーマン生活を脱却・退職して、これから何か新しく始められようとする方がいらっしゃったら覚えておいてください。
理解するのが大変だったり、時間がかかったりとなかなか本格的にやりたいことが進みませんでした。
わたしが一番やれて良かったと思ったのは、断捨離かな?
めちゃくちゃ散らかっていた部屋が片付いて戦闘態勢が整ったのは、5月末頃です。
AUGM長崎とか行ってましたからね。
ちょっと落ち着いてやれやれと一段落付いた頃、「このままで大丈夫なんだろうか?」という不安も出てきました。
環境が変わるのは、結構なストレスになるようです。
また、この時期に娘の妊娠を告げられてショックでした。
今思うと、妊娠したことよりも、いつの間にか大人になっていて自分の手を離れて行ってしまう寂しさだったのかな?
今となっては、孫も可愛いし幸せになっているので心から応援してあげられます。
そんなこんなで、最初の三ヶ月は何も新しいことができないまま過ぎていきました。
7月〜9月
やっと落ち着いて、アフィリエイトのサイト作りやNLP(神経言語プログラミング)の勉強にいそしんだ時期です。
とにかく、自分に何ができるのか?をずっと模索してました。
わたしのように無茶な辞め方をする人も少ないでしょうけど、辞める前にある程度絞り込んでおいた方が良いですよ。
それと、新しい環境・生活習慣作りを一生懸命やっていましたね。
相変わらず、各地のAUGMなどを巡ってました。
この時期では、この事件?が一番印象的でした。
札幌で起こった大きな偶然?。
シンクロニシティというらしんですが、何か巧妙に仕組まれた必然があるようでしたね。
不思議な出会いと、出来事でした。
10月〜12月
そうやって旅を続けながら、わたし自身が徐々に自分という人間に気がつき始める時期でもありました。
また、やっと心理カウンセラーなどでやっていこうという目標が決まった時期です。
そして、ある大きな気づきがあったんです。
自分の中の「インナーチャイルド」でした。
「インナーチャイルド」とは、「内なる子供」と訳されますが、具体的には子供時代の頃の記憶や心情、感傷の事を指します。子供時代の経験が、大人になった自分に多くの影響を与えていることはご存知でしょうか?
via: インナーチャイルドの基礎知識
立て続けに友人の女性に失礼なことを言ってしまったんです。
思い起こすと、同じようなことが高校生くらいの頃から時々あったんですよね。
心理学を学んだので、「これって心理的な反応じゃないか?」と気がつきました。
つまり、考えてやっているのではなく、ただ反応しているだけなんです。
そういう場合、多くの原因は幼少期の頃の体験などに起因する事が多いとのこと。
なので、自分の子供の頃を振り返ると「母親に遊んで貰った記憶がない」んです。
わたしの記憶にないだけで、実際にはいくらでもあると思うんですけどね。
母親の実家が会社を経営していて、母親はわたしを産んでからもその会社の手伝いをしていた関係で、赤ん坊から3歳くらいまでの間はあまり構って貰えなかったようなんです。
今思うと、わたしの反応もそんな構って貰いたいという心の表れだったのかもです。
以前から、「なんとなく寂しい」という感情が時々襲ってきたのですが、原因はどうやらこれだと解りました。
これに気がついてから、不可解な反応は出なくなりました。
心理学を勉強して自分の心と向き合う時間ができたからです。
サラリーマン生活を続けていたら、きっと気がつくことはなかったでしょうね。
この時期チームフローとの出会いも大きかったです。
このセミナーでやっていく自信が付きました。
また、Points of You®との出会いも。
あ、そして孫も生まれた。
こうやって振り返ってみると、わたしがこれから生きていく上で、必要なものは全部この時期に与えられたような気がします。
1月〜現在
1月以降は、これまで独りでいろいろ起業しようとなんとかやっていたのですが、これまたシンクロニシティかもしれない出会いがあって、やっと心理学の事業が起動に乗りそうな気配です。
ほんと、今わたしと関わっていただいている方々に感謝したいです。
また、ベルキン株式会社さんにお呼ばれして、記者会見のようなことをやってみたり。
Points of You®ワークショップを始めてみたり。
メルマガを始めてみたり。
iMug-伊勢志摩UserGroup-メンバーのおかげで、AUGM伊勢志摩を開催できたり。
年明けから現在まで、ひたすらスピード感溢れる展開になってます。
今までは、どちらかというと自分1人で頑張るタイプだったのですが、最近いろんな方にお願いできるようになりました。
大きな変化ですね。
まとめ
わたしは、12年前ブログに出会い、読者のみなさんに支えられてこうやって更新を続けていられる。
とても幸せな人生を歩んでいるのかもしれません。
そしてそれも、昔うつやパニック障害を経験したからでもあります。
その時はとっても大変だけど、それだから変われた、それだから今がある。
そう思えるようになりました。
そして、今までも感謝の気持ちは表せていたと思っていたのですが、心から感謝できるようになりました。
自分でも不思議。
ホントに涙が出るぐらい周りの人々、みなさんに感謝したいという思いが湧き上がってくることがあるんです。
スティーブ・ジョブズがスピーチで述べた。
点と点が繋がる
そんな現状なのかもしれません。
正直いって将来の不安がないわけではありません。
というよりも不安だらけです。
でも、今ここを生きることに意識を集中すると大丈夫だって思えます。
そして、自分が周りの人々に貢献できるのはどんなことだろう?
って考えられるようになりました。
そうなると、無理矢理自分の想いどおりに事を運ぼうと思わなくなり、流れに身を委ねられるようになりつつあります。
これからも自分の変化が楽しみです。
引き続き、読者のみなさんの力を貸してくださいませ。
よろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ひたすら感謝あるのみです。
Written by メタル(@Metal_mac)