以前のわたしは、なかなか行動に移れない人間でした。
ず〜っと考えて、考えて、考えて…結局やらなかったり、時機を失してできなかったり。
何だか、そんなことを繰り返してきたように思います。
しかし、起業してから特に感じるのは「行動することの大切さ」です。
行動しないと何にも始まりません。
どうして、サラリーマン生活を辞めて独立・起業できたか?というと「できるか・できないか」から「やりたいか・やりたくないか」に考え方を変えたからです。
犬も歩けば棒に当たる
昔から「犬も歩けば棒に当たる」という誰でも知っている格言があります。
これは何を言わんとしているのでしょうか?
ただ、「外に出れば何か良いことがあるよ?」という教えでしょうか?
わたしは、違うと思います。
「先に行動ありき、そうすれば何かヒントが見つかって成長できる」という教えじゃないでしょうか。
同じような言葉を詩人であり書家の相田みつをさんも言っています。
「アノネ、がんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね。」
「とにかく具体的に動いてごらん具体的に動けば 具体的な答が出るから」
結局、考えてばかりでは結果が出ず、改善点も見つからないんです。
でも、「動きたいけど動けない」人達がいるのも解ります。
かつてのわたしもそうでしたから。
行動できない人の思考パターン
原因は、「自己肯定感の低さ」です。
何か行動をして「失敗したらどうしよう」と考えてしまう。
失敗するだけなら、わたしもいっぱいしていますし、成功した人は行動した9割は失敗だという人もいます。
では、「行動できる人とできない人」の違いはどこなんでしょうか?
行動できない人は、
失敗=自分の評価
だと考えているようです。
つまり、失敗すると「自分はダメだ」と落ち込むのです。
しかし、行動できる人は
失敗=改善点の発見
と考えます。
大切なのは、自分の評価と失敗は、何も関係が無いと気がつくことです。
失敗したら、そこから学んで次に生かせば良いだけの話。
自分の評価と失敗を関連づける必要はありません。
行動できるようになるワーク
行動できる方法はいくつかありますが、自分でできるワークを1つだけご紹介します。
- 夜、独りになれる場所を見つける(ない場合はカラオケボックスなどでもOK)
- 椅子に座る
- 今なにかやりたいけどできないこと、不安に思っていることを親友に話すように、声に出して言う。この時はできるだけ感情を込めて思いっきり泣いたり叫んだりできるとなお良い
- 感情を出し切ったら、一旦立ち上がって背伸びをしたり、歩き回ったりして気分を変える
- 先ほどとは違う席に座るか、傍らに立って相談を受けた親友なって自分にアドバイスをする
- アドバイスが終わったら、自分が座っていた椅子に座り直してそのアドバイスを受け入れる
さて?自分という友人はどんなアドバイスをしてくれたでしょうか?
このように、一旦自分を客観的に見てみると、いろんな気づきがあると思いますよ。
まとめ
このワークは、コーチングやカウンセリングで使われる手法です。
何かに悩んでいるときにも有効ですので、是非試してみてください。
ここで、重要なのは「行動できないから」といって落ち込む必要は無いということです。
徐々に慣れていけば良いだけのことですから。
Written by メタル(@Metal_mac)
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