「伝え方が9割」この本の存在は、まえまえから知っていたんですが、なかなか手に取る機会がありませんでした。
この前書店をぶらついていて、見つけて見てみたところ、わたしが最近悩んでいるライティングのヒントがいっぱい!
ヒントというよりも、作り方が具体的に書かれていてとてもいい!
参考書としては、最高の部類です。
著者
著者は、コピーライターの「佐々木圭一」さん。
世界的なコピーライターの他作詞家としても有名なようです。
この佐々木さん、大学院卒業後に有名広告代理店へ就職してそうですが、文章を書くことが下手で苦手。
過食症にもなりながら、あるときコピーライティングの法則に気がついたとか。
この再現性の高い法則に則ってこの本は書かれています。
お願いするときのポイント
最初の方は、伝え方の原理原則。
わたしも含めて、かねがね日本人って自分の意見や感情・考えを伝えるのがとっても下手だなと思っています。
これはコミュニケーションの基本なので、しっかりと押さえておきたいですね。
なにか「お願いするときの基本」は、相手の立場に立って考えること。
そして、相手をねぎらい、相手のメリットを先に考える。
そうすることによって、こちらのお願いをOKしてもらえる確率が上がる。
そう聴くと「当たり前じゃないのか?」と思ってしまいますが、みなさんは職場の後輩や部下、家庭で家族にお願い事をするときに意識してやっていますか?
身近な人だからこそ、意思疎通は欠かしたくないですね。
テクニック
原理原則の次が、具体的にどんな技法があるかの解説です。
例を挙げて解説しているので解りやすい。
例えば、
- 記録に残るより、記憶に残る選手
- 事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ
など、これはある法則に則って作られているんです。
なので、この法則さえ理解で切れば、誰でも再現性のあるコピーライティングができます。
その中に書かれている5つの技術とは、
- サプライズ法—簡単だけどプロも使っている技術
- ギャップ法—オバマ氏、村上春樹氏も使う心を動かす技術
- 赤裸々法—あなたの言葉を、プロが書いたように変える技術
- リピート法—相手の記憶にすり込み、感情をのせる技術
- クライマックス法—寝ているひともめを冷ます、強烈なメッセージ技術
です。
どれもこれも、再現性があって今すぐ使えます。
またそれぞれにエクササイズも付いていて、練習できるのもいいですね。
まとめ
この他にも長文の中でどう使うか?などヒントや事例がいっぱい載っています。
ブロガー、アフィリエイターはもちろん、FacebookやTwitterなどSNSで注目を浴びたい、「いいね」やコメントがいっぱい付く投稿をしたい方にもオススメです。
Written by メタル(@Metal_mac)
メタルのおすすめ関連記事