WWDCでいろんなハードウエアが発表されました。
iPad Proもいいんですが、やっぱりiMac Retina 5Kディスプレイモデルの上位モデルとして発表された、iMacProの誕生が嬉しいです。
iMacの歴史
わたしは、家電量販店で初代ボンダイブルーのiMacで、始めてMacを触って感動しボーナスをはたいて購入しました。
なので、iMacという機種は、特別な思い入れがあります。
同時に、スティーブ・ジョブズがAppleを立て直すために世に放った傑作だとわたしは思っています。
スティーブ・ジョブズが帰ってきたときのMacのラインナップは、グチャグチャで整理されておらず、在庫管理もままならない状態だったとか。
それを、ジョブズは4つのカテゴリーに分けて、シンプルにしました。
- コンシューマ向けノートブック=iBook
- プロ向けノートブック=PowerBook
- コンシューマ向けデスクトップ=iMac
- プロ向けデスクトップ=Power Mac
の4種類。
ジョブズが帰ってきた頃は、経営難でiMacが売れなかったら確実に潰れていたでしょう。
だからシンプルにまとめ、在庫を極力減らしたというのもあります。
それからAppleが復活し、IntelMacになり、MacOSXになるうちに、ちょっとずつこの図式が崩れてきました。
VRの時代が来た
今回のiMacProの登場は、VR(バーチャルリアリティ)のハードウエアが花盛りの時代に合わせるためでしょう。
今のiMacでは、グラフィック面でこのトレンドに乗れないと判断したんでしょうね。
これで、Apple全体としても新しいラインナップになって、ちょっとスッキリしたのかもしれません。
- コンシューマ向けノートブック=MacBook
- プロ向けノートブック=MacBookPro
- コンシューマ向けデスクトップ=iMac
- プロ向けデスクトップ=iMac Pro
- コンシューマ向けiOSデバイス=iPad
- プロ向けiOSデバイス=iPad Pro
業務ユースのMac Proは別として、こうやってみるとMacminiとMacBookAirの立ち位置が微妙だな〜。
まとめ
もうこれだけ、Macが普及してきたのでWindowsからの乗り換えを促進するために誕生したMacminiと小型軽量の座をMacBookに譲ったMacBookAirは存在がどんどん薄くなってますね。
もうそろそろ引退させてあげた方が、武士の情けかも…
そして初代iMacの時とは違い、Macを持っているのが珍しくなくなった現代。
昔のMacユーザーにとっては、夢のような時代です。
Written by メタル(@Metal_mac)
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