社会に出てから、ずっと心の底にあったような気がします。
自分の子供ができたときもそうでしたが、1人の人間として育てていきたいと思っていました。
これは、会社の人間関係でも同じ。
上司部下の関係であっても、同じ人間同士の信頼関係を大切にしたいと思っていました。
横の関係
自分が子供の頃、虐めに遭っていたからなのかもしれませんが、上下関係ってなんだか窮屈で仕方が無かったのです。
上司と部下、先輩と後輩という関係であっても、対等の立場で付き合いたいと。
米軍キャンプに出入りしていた若い頃の知人が、こう言っていました。
「仕事中の彼らは、規律を重んじる軍隊なので上司と部下の関係を保つが、仕事以外の時には仲の良い者同士お互いがファーストネームで呼び合う友人の関係になる。」
これが横の関係だと思うのです。
例えば、会社の中「社長」「部長」「課長」「係長」という階層があったとしても、それは単に会社の中で役割が割り振られているだけ。
人間的に「部長」が上で、「係長」が下というわけじゃない。
役職は、ただの芝居の役なのだ。
そんな感覚。
価値観
これも1つの価値観なのかもしれませんが、上下関係に縛られるのか、1人の人間として対等に付き合うのか、人間関係ってどっちが生きやすいでしょうか?
「しょうがないよ」「難しいよ」と諦めてしまうのは簡単ですが、それでは幸せを放棄したことになります。
もし、あなたも同じような価値観を持っていたら、まず自分が他の人と横の関係で繋がろうとする。
そうすると、少しずつでしょうが世の中が変わっていくと思います。
アドラー心理学
わたしが、パニック障害やうつを患っているときに、アドラー心理学に出会って心が楽になりました。
学んでいくうちに、この「横の関係で繋がる」というところが、自分の価値観とピッタリと一致したのです。
だから、引き寄せられたのかもしれません。
アドラー心理学は、人間はどうやったら幸せに生きることができるだろうか?
を追求した心理学です。
そのアドラー心理学の幸せの三条件は、
- 自分が好き
- 他人が無条件で信頼できる
- 自分が属するコミュニティで貢献できる
この貢献できる、貢献しようと思えるのは、やはり横の関係で繋がったときだと思うのです。
まとめ
こうやって考えると、自分がアドラー心理学にどっぷりとハマったわけが解ったような気がします。
どれが正しいか、間違いかじゃない、どの考え方が良いか悪いかじゃない。
どんな関係、考え方、価値観だったら人は幸せを感じることができるだろうか?
そんな視点から、人間関係を観てみると、いろいろ気が付くのかもしれません。
どうして、会社の人間関係より、趣味で繋がった人達と繋がった方が楽しいか。。。etc
Written by メタル(@Metal_mac)