モデリングという成功するための手法がある。
主にコーチングなどで使うのだが、例えばビジネスなら、自分の望むビジネス形態で成功している人の真似をする手法だ。
人間がこの世に誕生して、何千年半前経っているか解らないが、そんな自分の成し遂げたいことなどの先駆者は必ずいるはず。
だから、その先駆者から学んで、自分も同じ行動をして成功しようとする手法だ。
例えば、プロブロガーの草分け的存在で、作家・カウンセラーとして活躍する立花岳志氏をモデリングするとしよう。
形を真似る
立花氏のように、
- プロブロガーとしてブログで生計を立てたい。
- ブログで自分をブランディングして、ビジネスへ繋げたい。
- ブログで有名になって出版したい
etc…
彼の手法は、ブログが起業の起点になる。
だから、とにかくブログを更新する。
先日のセミナーでもみんなで
質より、量より、更新頻度
を唱えた。
最初頃は、彼の言う「ブログ筋」を鍛えるために、とにかくブログの更新が習慣付くまで、3行だけの文章でもいいから更新しようというもの。
わたしも、TLIに参加して、ブログ更新の頻度をあげるようにしていたが、なかなかネタも浮かばなかったし毎日更新はできなかった。
過去、毎日更新に何度挑戦して挫折したことかw
曲がりなりにも13年間ブログを継続しているが、結構何日も休んだことがザラにある。
続けられなかった理由を自分なりに探ってみると、過去はブログ更新そのものを楽しんでいなかったことに気が付いた。
ブログを書くのは楽しいのだが、毎日更新しなければならないと思っていたので、続かなくなるのだ。
義務のように感じてしまうと、面白くなくなるのは当たり前。
それに先日の出版記念セミナーで、ブログを更新し続けることでたどり着く先を明確に描いていなかったことに気が付いた。
義務感
わたしも、2年前に海上保安庁を辞めたばかりの頃、アフィリエイターで食べていこうと思って、アフィリエイト塾へ入り、新しいブログをいくつも立ち上げ、ひたすら更新していた時期がある。
その時は、3つぐらいのブログに毎日最低1記事、多いときは合計5記事上げていた。
そんな生活が、約3ヶ月間続いたが力尽きたw
一生懸命頑張って更新を続けたが、やっぱりつまらない。
健康食品やアンチエイジングの本を読んで、自分なりに文章にして書いて記事にして。。。
という作業を繰り返す。
その時に本から得た知識は、とても役に立っているが、商品は1つも売れなかった。
単に作業になってしまうので、同じアフィリエイト塾で学んだ人も挫折する人が多い。
人によって合う合わないがあるから、一概に言えないがアフィリエイトで成功する人は、そんな単純作業が苦にならない人か、キーワードで当てるセンスのある人なんだろうと思う。
わたしには、そういう単純作業は続かなかった。
塾の先生にも「メタルさんは好きなように書いた方が面白いよ」と言われるぐらい型にはまった文章はダメ。
何より自分が楽しめないと継続できないというのが、実感できたから今となっては良い経験だと思っている。
それに、金が目当てだと継続できないのが骨身にしみて理解できた。
ただ、ひたすら更新したことでブログ筋が付いたのか、ブログの書き方が変わって、長文のブログも苦もなく書けるようになった。
それはそれで、自分にとって必要だったんだと思う。
在り方を真似る
先日の出版記念セミナーを受講して気が付いたのが、外側だけ真似しても真似したことにはならないということ。
モデリングする場合は、その人の内側、よくいわれる在り方もモデリングするのが大切だ。
その成功した先の世界に住む自分は、どんな人間なんだろうか?どんな人物なんだろう?その時自分に見えている風景はどんな風景なんだろう?
つまり、どんな存在なのか?までイメージして、今を振り返った時、何をすれば良いかを考える。
そんな視点に変えたら、ブログを更新するのが楽しくなるし、苦にならなくなった。
だから、今回、毎日更新が続けられていると思う。
まだ2週間程度だけど、以前とは全く違った視点からブログを書いているのを実感できている。
ホテル王で有名なヒルトンが、晩年意地悪な新聞記者にこう尋ねられたそうだ。
記者「ヒルトンさんは、最初はベルボーイとしてホテルに入られたんですね。今ホテル王になられた気分はどうですか?」
ヒルトン「いや、ベルボーイがホテル王になったんじゃない、ホテル王がベルボーイから始めたんだ」
つまり、ヒルトンは将来自分がホテルのオーナーになることを決めていたのだ。
そして、ホテル王の視点からベルボーイがどんな行動をすれば良いか考えていたのだ。
サラリーマン時代によく上司の立場で物事を考えろと言われたが、ヒルトンはそんな高い視点からベルボーイの自分を見ていたに違いない。
まとめ
ブログを毎日更新するのが、大変だと思っている方はやらなきゃならないとか義務感にかられていないだろうか?
もう一度考えて欲しい。
そして、その先にある在り方もモデリングすると継続できるかも。
とにかく、自分とのコミュニケーション上手にとって、本当に自分の楽しめる記事を書き、書くこと自体を楽しむことができれば継続できるんじゃないだろうか。
そして、一番大事なのは、「あの人だからできるんだ」などと自分ができない理由を探さず(自分に言い訳をせず)、常にどうやったらできるんだろうと自分に問いかけることだと思う。
そうすれば必ずゴールにたどり着くはずだ。
Written by メタル(@Metal_mac)
メルマガだけは、1年間毎日続いているんだよな〜
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