先日書いた否定命令の罠が、おかげさまで好評だったので第二弾。
「あの人を反面教師に…」などというが、これも否定命令と同じようにハマる危険性がある。
イメージした人になる
「あの人のようにはならないようにしよう」などと意識しすぎると、いつの間にかその人そっくりになっている。
反面教師が、親・姉弟などだと反面教師にしているつもりでも、ほぼそっくりの性格・考え方になる可能性が高い。
それは、イメージしないようにしても、身近にいるからというのもあるが、意識しすぎてしまうのが原因。
なりたい人をイメージして真似することをモデリングというが、まさしく反面教師のつもりで、実はモデリングしちゃっていることって結構ある。
この場合は、自分で気が付かないので要注意。
身近に反面教師がいるひとは、親友とかに訊ねてみてみるといい。
結構な確率で「そっくりだよ」といわれることが多いんじゃないだろうか。
この反面教師は、恋愛対象に及び場合もあり。
ああいうひとは好きにならない
過去に不倫などの経験があってあまり良くない体験をした場合、「これからは、妻子のある人だけは好きにならないでおこう」と心に固く誓ったとすると、これまた「妻子ある人」を好きになっちゃったりする。
周りのお友達を見回すと気が付くことがあるんじゃないだろうか。
この場合でも、自分の事は案外気が付かない場合が多い。
「次は絶対優しい人を恋人にする!」と誓っていてもいつも好きになるのは「おらおら男」だったり。
いつも、「恋愛でハマるパターンが一緒だ」という人は、もう一度よく自分と向き合ってハマるパターンを解析すると良いだろう。
または、親友に訊いてみるとか。
自分で自分の事は、気がつかない事が多いのは常。
まとめ
人間は潜在意識がイメージしているとおりの未来を生きる。
いくら顕在意識で否定しても、潜在意識下でイメージしているから、今回のように反面教師が両面教師になっている場合が多い。
心理学って面白い!
Written by メタル(@Metal_mac)
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