Appleファン待望だったAppleWATCH、ハンズオンビデオを見てもなかなか楽しそうだ。
以前の記事(AppleWATCHに垣間見たティムクックのApple)の中で、
“私は、iPhone等は本来小型コンピュータであって、電話機能はオマケくらいに考えて使ってちょうど良いくらいだと思っている。”
と書いたが、AppleWATCHが登場した今、これからの”電話”というコミュニケーションツールも変化を余儀なくされていくのだろう。
電話というコミュニケーション手段
スティーブジョブズがiPhoneを発表し、”電話を再発明” してから8年後、今度はAppleWATCHが発売。
その再発明で、iPhone発売前と発売後で携帯電話というモノは大きく変わったのは言うまでもない。
それまでの携帯電話のコミュニケーション能力が音声とせいぜい携帯メールだったのに対し、携帯電話にアプリが融合することで、TwitterやFacebook、LINEを初めとするSNSによるテキストや画像、動画へとコミュニケーションの主流が移り変わった。
同時に人と人との関わりも、これまで1対1の電話、メール(手紙)から1対多人数と同時にコミュニケーションを取ることがでるようになったことで変化しつつある。
そんな中で今までの電話の存在自体が希薄化し、必ずしも電話という専用デバイスに頼ることが無くても良い時代になってきた。
つまり、電話でなくても、コミュニケーションが取れる時代になったのだ。
もちろん、連絡手段としての音声通話が重要であることに代わりない。
しかし、やがてその中身は従来の電話とは違う、VoLTE(voice over LTE)になり、インターネット上のパケット通信になっていくことで、時計と融合すればAppleWATCHような電話機能が付いた時計、メガネと融合すれば電話ができるメガネ等々、電話というモノが他のウエアラブルプロダクトへ溶け込む時代がやってくるだろう。
過去のモノを陳腐化する、それをイノベーションとすれば、正しくAppleWATCHはその先駆けとなるデバイスになるに違いない。
もちろん、通話だけがAppleWatchの革新ではないが、音声機能1つをとっても、AppleWATCHは”電話を陳腐化してしまった”画期的な製品なのだ。
まとめ
AppleWATCHの文字盤が次々と変化していく様を見て、私が真っ先に思い出したのが、かつてMacOSでFinderの外観を変化させることができる”カレイドスコープ”(万華鏡の意味)というアプリケーションだ。
同じくAppleWATCHも、文字盤のカスタマイズが容易で、自分だけのAppleWATCHにすることができるようだ。
そんな、古き良き時代の機能と最先端の技術の融合、それもAppleWATCHのイノベーションの1つなのかもしれない。
良きAppleLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
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