「iWorm」っていうコンピュータウイルスが世界的に蔓延していて、感染したMac同士が”ボットネット”を形成しているとINTERNET Watchが報じています。
1万7000台を超えるMacがマルウェアに感染し、ボットネットを形成していることが、セキュリティソフト「Dr.WEB」開発元として知られるロシアのセキュリティ企業Doctor Webの調査によって判明した。
photo by 1万7000台を超えるMacがマルウェア「iWorm」に感染、感染源は不明~掲示板「reddit」からの命令を待っている -INTERNET Watch
ボットネットとは
Wikipediaによるとサイバー攻撃の温床となるネットワークのことのようです。
ボットネット(Botnet)とは、サイバー犯罪者がトロイの木馬やその他の悪意あるプログラムを使用して乗っ取った多数のゾンビコンピュータで構成されるネットワークのことである。サイバー犯罪者の支配下に入ったコンピュータは、使用者本人の知らないところで犯罪者の片棒を担ぐ加害者(踏み台など)になりうる危険性がある。ボットネットにおいて、指令者(ボットハーダーまたはボットマスターもしくは単にハーダーという)を特定することはボットネットの性質上、非常に困難である。そのため、近年では組織化された犯罪者集団がボットネットを構築し、それを利用して多額の金銭を得ている
photo by ボットネット – Wikipedia
確認方法
元記事によると、自分のMacが感染しているかどうかを手動で発見する方法があるそうです。
その方法は、ツールバーのFinder>移動>フォルダへ移動…をクリック。

表れたダイアログボックスへ「/Library/Application Support/JavaW」と入力し、”移動”をクリック、フォルダが無ければ感染していないようです。

Appleがすでにアップデートにより対策を講じていて、ダウンロードしたファイルに「iWorm」が潜んでいるとゴミ箱へ捨てるように指示されるようです。
参考:Appleがマルウェア検出システムをアップロード!iWormをブロックへ! – iPhone Mania
もし、感染していた場合は駆除する必要がありますが、手動で削除するにはターミナルでシステムを弄らなければならないので、ウィルス対策ソフトを使用する方が安全でしょう。
大手のウィルス対策ソフトはすでに対応済みのようです。
無料体験版もあります。
参考:無料体験版|カスペルスキー
まとめ
もうMacだからって安心できる時代は終わったようです。
私は今まで無料の対策ソフトに頼ってきましたが、今のウィルス対策ソフトは、フィッシング詐欺のサイトなども警告してくれるようなので、有料ソフトの導入を真剣に考えようと思います。
フィッシング詐欺サイトって、けっこうあちこちにあるようですよ。
良きMacLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
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