私も大好きでスターバックスへよく行きます。
家でもスタバで碾(ひ)いて貰った豆を使ってます。
今日もFacebookで、スターバックス(以下、スタバ)をお得に使う方法が流れてきました。
参考:スタバ店員から聞きました!すごく得する方法まとめ | ビットエーブログ – 株式会社BITA
みんな好きなんですね。スタバ。
業界は違うけど、Appleとスタバって結構似ていると思うんです。
大喜利風に言いますと。
「スターバックスとかけて、Apple製品を使っている時と説く」
「その心は?」
「どちらも気持ち良い体験が得られる」
って所でしょうか。(^_^;
というわけで、何故スタバとAppleって気持ちいいのか考えてみました。
コミュニケーションと仲間意識
Appleにしてもスタバにしても体験を売る会社であるって言われます。
では、どういう体験を売っているのでしょうか?
コミュニケーション
先日、スタバの店頭で豆を見ていると、スタッフの方がクリスマス限定のコーヒーを試飲用のカップに入れて持ってきてくれました。
スタバではよくある風景ですが、スタッフが顧客と積極的にコミュニケーションを取ろうとするのが解るんです。
そのスタッフはけして商品を売ろうとしているのではなく、新商品をお客様に解ってもらおうとする気持ちが伝わってきます。
だから私も気持ちいいと感じたのでしょう。
こういう、ふれあいというか暖かいおもてなしに気持ちよさを感じるのです。
そしてAppleは、Apple Store 表参道のジーニアスバーではカウンターを廃し、テーブル型にしました。
これも顧客とスタッフがより上手くコミュニケーションを取る、つまり顧客との距離を縮める手段のひとつだと思います。

仲間意識
Appleの福袋やiPhone発売時の店頭で見られるように、スタッフが顧客と一緒になってハイタッチなどで盛り上がります。
これは、顧客とスタッフの垣根を越えた仲間意識を演出しようとしているのです。
売る側。買う側という立場を取ると、どうしても対立関係でお互いに捉えてしまいます。
そうなると、なかなか楽しむ体験が得られません。
Appleが対面で顧客と向き合うカウンターを廃したのも同じ意味でしょう。
スタバのスタッフにしても顧客とスタッフという立場ではなく、仲間と捉えてコミュニケーションを取ろうとしているのです。
以前、同一店舗では1日に2枚しか出ないアンケート付きのレシートに当たったことがありました。
そのアンケートに答えると好きなドリンクが無料で飲めるんですが、そのレシート持ってレジで注文しようとすると、スタッフの方が「一番大きいのにしましょうよ」って言ってくれたんです。
これって嬉しいですよね。^^
こういう仲間意識は、顧客とスタッフ間だけでは無く、スタバ店内でも応用されているようです。
共同体感覚
スタバの経営術の本が今とっても売れているようで、Amazonでも品切れのようです。
(Kindle本有り)
この本は、まだ読んでいなくて申し訳ないんですが、解説を見る限り、アドラー心理学で言う共同体感覚による勇気づけの応用だと思います。
Amazonのページに掲載されている項目から引用すると「助けを求めるのもスキルの1つ」「スタバで育てた自律型人材」「研修は自分を変えるチャンス」「自分で気づかなければ何事も身につかない」「新人には仲間が教えよう」「人を変えようをするより、信じよう」などというところがそうです。
ここでは長くなるので詳しい説明は避けますが、一般の会社では上司と部下の関係、つまり縦の関係を構築します。
しかし、時として縦の関係は命令する側とされる側という窮屈な関係になってしまいます。
また、命令される側は「言われたとおりにやっていれば良い」という受動的な心理状態に陥りがちです。
一方、共同体感覚は、横の関係を作ります。
上司と部下という関係であるが、それはあくまでその役割を演じているだけで、同じ目標(例えば売り上げ)を達成するための「仲間」であるという考え方です。
みなさん、職場の忘年会や飲み会なんかより、学生時代の旧友や趣味の仲間との飲み会の方が断然楽しいんじゃないでしょうか。
それは、職場が縦の関係であるのに対して、仲間とは横の関係だからです。
上手く業績を上げている会社やグループは、必ずこういう仲間意識ができあがっているのだと思います。
少々脱線しましたが、スタバ内部においてもこの横の関係がしっかりできていて、命令されて動くのではなく、仲間との信頼関係を築き自らが考えて行動する人材を育てるメソッドが確立されており、その気持ちよさが我々顧客にも伝わって来るのかもしれません。
Appleの中にこのような共同体感覚があるかどうかは解りませんが、我々Appleファンの中にはしっかりとできあがっています。
はい、日本各地で開催されているAUGMに他なりません。
一度参加すると、あちこちのAUGMへ参加したくなります。

まとめ
私がスタバへ通い出したのは、とあるお店の女性スタッフの笑顔があまりに素敵だったからです。
ええ、ただのオヤジなんですがw
彼女の笑顔があまりに印象的だったのでスタバに惹かました。
すべての職場がスタバのように横の関係で築かれ、彼女のような素敵な笑顔の絶えない職場であるならば、日本の自殺率にも少しは歯止めがかかるのかもしれません。
参考:隠された真実:3万人どころじゃない!本当の自殺者数は18万人!? – NAVER まとめ
関連:アドラー心理学を学べばうつは治る スティーブジョブズの名言「他人の人生を生きる」とは?
良きスタバLifeを
Written by Metal(@Metal_mac)
こんな記事も書いとるよ
コメントを残す