だいぶ話題になっていたのでご存じの方も多いでしょうが、iPadをMacに接続してサブモニターにできるDuet Displayとういアプリを試してみました。
iPadをMacのサブモニターにするって野望は根強いモノがあるようで、今までも同種のアプリはでていました。
しかし、それらはiPadとMacをWi-Fiで接続するというもので、遅延やカクカク感が半端なかったので使い道はTwitterのクライアントアプリを常時表示しておくなど、非常に限定されたものでした。
今回は、Lightningケーブルによる有線接続。
さて、従来のアプリに比べて、どのいくらい速くなっているのかが気になってダウンロードしてみました。
(iPhoneでも使えるようです)
iPadにこのアプリをインストールして起動すると、下記の画面が現れて公式サイトからMacへドライバーをダウンロードするように促されます。
公式サイト:Duet Display
インストール後に再起動、iPadをLightningケーブルで接続すると使えるようになります。
またツールバーにアプリが常駐して、画面解像度やフレームレートの切り替え設定はこちらで行います。

使用感
結論から言うと、私の環境では期待していたほどではありませんでした。、結構ストレス無く動いています。
遅延はありませんが、カーソルの動きがカクカクします。
試しにYouTubeの動画を再生してみましたが、フレームレートをちょっとカクカクしてました。メモリは16GB積んでいるので、今でもバリバリの現役なのですが、こういう用途にはもっと新しい方が良いのかもしれません。
おぉ!これだったら十分サブモニター(ディスプレイ)として使えます。
【追記】時間が経ってから再起動したところ、まるで別のアプリのようにスムーズに動くようになりました。YouTubeも問題なく動いています。馴染むまでに時間がかかるんでしょうか?いずれにせよ訂正します。私のように入れた直後に動きの悪い場合は、時間をおいて再起動してみると改善するかもしれません。
【追記終わり】
私の環境は、先日買ったiPad Air2。
Macは、2012年発売の初代MacBookProRetinaモデル。
一般の外付けモニターと同じように認識してくれるので、操作感は良いし扱いやすいです。

あと他のサイトで報告されているような、「Macの冷却ファンがブンブン回る」ような事はありません、極めて静か。
ただ、ツールバーがアクティブになっている方のウインドウへ移動してしまうので、どちらがメインモニターなのか?と最初戸惑いました。
タッチで操作するMac
iPad側へ出力している画面はタッチ操作することができます。
なのでリンク先などをタップすると、そこへカーソルが飛んできてクリックしたことになるようです。
残念ながら、画面スクロールなどは対応していないようで、こちらはキーボードの↑↓キーで操作するといいでしょう。
もちろん、カーソルを持っていってトラックパッドで操作もできるのですが、動きが緩慢になるのでスクロールだけなら、こっちの方が快適です。
メタルの使い方
ブログエディタMarsEditのプレビュー画面を表示させて使ったところ、これがとっても快適。
今まで、プレビューは画面を切り替えて表示していたため、ブログを書きながら同時に画面で確認できなかったのです。
これだと、ついついプレビューを確認するのを忘れ、画像を間違えてアップロードしたりしてました。
これからは、そういうミスが無くなる予定w
それに、iPadは手前に持ってくることができるので、老眼な私には近くで確認できるのも良いです。

まとめ
私のような使い方以外にも、Evernoteアプリの画面を表示させて資料を参照したり、縦表示にもなるのでTwitterのタイムラインを追っかけたりと、工夫次第でいろいろ使えそうです。
使ってみた感じは前述のとおりまだまだですが、これからバージョンアップを重ねるにつれて良くなっていくでしょうから、とてもシンプルなアプリですが将来が楽しみです。
公式サイト:Duet Display
良きAppleライフを
Written by Metal(@Metal_mac)
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