AUGM大阪 October2015が開催されましたのでレポートします。
- 日時:2015年10月24日(土)1200〜1800
- 場所:AP 大阪淀屋橋 大阪府大阪市中央区北浜 3-2-25 京阪淀屋橋ビル
この会場での開催は初めてです。広くて明るい素敵な会場でした。
参考:Apple User Group Meeting in Osaka
見出し
沖田事務所 ガジェットスクエア
参考:沖田事務所 〜 Macintosh, iPhone の 修理・出張設定・データ復旧
iPhone 最新サポート情報 (沖田事務所)
リッチマンレンズ で有名なgadget squareを展開する沖田事務所が、iPhone修理などのサポートでの最近多い相談事について話していました。


対策としては、iCloudのバックアップで失敗する事例も多く報告されているので、いきなりiCloudから復元してアップデートせずに 一旦、新しいiPhoneとして開通してからバックアップから復元すると良いそうです。
※対策はこちらの記事を参考に
またAppleStoreよりも、カメラのキタムラの方が予約が取りやすいので、修理を頼む場合は穴場だそうです。
また、iPhoneが故障した場合のdocomoが保証制度はよくできていて、サービスセンターへ電話すると最初に交換機を送ってくれて、10日以内に故障したiPhoneを送り返せば良いとのことです。
先に代替え機が手に入るため、常にiPhoneが使える状態なのでお得だとのことでした。
新製品のご紹介 (gadget square)
デジタル一眼レフとiPhoneカメラとの性能・特性を比較しながら話をしていました。


キャノンの広角レンズと同じように気軽に広角になるリッチマンレンズを紹介していました。
また会場では、iPhoneに装着できる 望遠レンズなども販売していました。


APR はどこへ行く? 有限会社キットカット
Appleプレミアムリセラーキットカットの高松氏から、「APR Apple プレミアム リセラーショップ)はどこへ行く?」と題して講演がありました。
最初に、キットカットの最近の事情について話がありました。


この秋からは、Apple Watchの取り扱いを始めたそうで、Apple製品0パーセント金利ローンも使えるようになったそうです。
iPadが発売になって、パソコンを使わないユーザー層へのアプローチとして、新しい顧客に訴求するデバイスだとのことでした。


それまでMacだけを売っていたAPRがiPhone・iPadを取り扱い始めて携帯会社のような知識や接客を学び、Apple Watchの取り扱いを始めてアパレル関連のような接客をしているそうです。
そして将来、Apple Carが発売された時には、APRが車のディラーとなるかもしれず、F1参戦もできるか?とワクワクしているとのことでした。
無料になった Status Board 2 と これからの Panic 製品のご紹介
TransmitなどのMac用アプリケーションを開発しているパニックから製品の紹介がありました。
パニックはアメリカのポートランドに本社があるそうで、プレゼンテーターの長谷川さんは阪神の方面に移住して5年目だそうです。
今回無料になったiOSアプリ、Status Board(ステイタスボード)2が紹介されました。
このアプリは、設定した情報「ツイッターのツイート」「時間」「ニュース」「温度」などを表示できるアプリです。
最初は、社内の情報伝達用に使っていたのですが、なぜか社員がその場所に集まり、会議室が他にあるにもかかわらずそこでミーティングが始まったそうです。
私も持っていますが、家族間などで情報を共有するには良いアプリだと思います。
今回、Panicは、AppleのMetalを使ったFire Watchというアドベンチャーゲームのアプリケーションを開発、11月から発売されるそうです。
※こちらは、Panic社の代表的なMac用FTPアプリ
Apple の新製品と新戦略について語ろう! 魚井教授 野々下裕子
ポッドキャスト番組Apple News Radio ワンボタンの声などで有名な魚井教授とIT系フリーランサーの野々下裕子さんのトークショウがありました。
IFA
最初に野々下さんがベルリンで行われたIFAという家電見本市について話がありました。
サムスンは、新しい展示場の2階のフロアを借り切っていて、とても勢いがあるそうで、日本の幕張メッセを軽く超える規模の会場だそうです。
今回は、デザイン重視の家電が多いそうです。



Apple関連製品も展示されていたそうで、ほぼアクセサリ製品が多かったそうです。



基本的に商談スペースなのですが、即日販売でその場で買って、家に宅配してくれる形式で販売されていたそうです。
また、夕方になるとビールやワインなどアルコールも提供され、おつまみなども出してくれ、飲みながら商談などが行われていたそうです。
さすがドイツ。
サターンというドイツで一番大きい家電量販店やドーハ空港にもAppleコーナーがあるそうです。


9月のAppleイベント以降の話


AppleTVにはブラウザ機能が搭載されていない件について、野々下さんから最近のTVには、Webビュー(ブラウザ)が組み込まれているそうで、そちらを使うとの解説がありました。
iPhone、iPad、AppleTVとだんだんと大きくなる液晶画面で何が盛んになってくるだろうか?との話題では、これからはVineのような参加型動画が今まで以上に盛んになるかもしれないとのことでした。


iPhoneを1年で買い換えることが出来る iPhone upgrade Programが始まり、Appleも2年縛りを止めるように押しているそうです。
“Subscription Move to iPhone”というAndroidからiPhoneへデータを転送できるアプリがあるそうで、なぜこういうのが出てきたかというと、iPhoneからAndroidへデータ転送するアプリケーションがあるそうです。
まだ発売日は未定のiPadPro。
最近は、メディアにも3日前などの直前にならないと情報が入らないため、大変だとのことでした。
Pixarやディズニーで大量に使用されているそうで、開発やフィードバックで協力しているのではないかとのことでした。



iMac21.5インチモデルが新たに4Kディスプレイとなって登場し、マウスや周辺機器も発売されましたが、Microsoft社のSurfacePro4の評判が高く、Surface Bookも人気商品になっているそうです。
また、Windows10Mobileが発売され好評なので、AndroidやiPhoneに不満を持つ層が写るのではないかとのことでした。
私も、最近のMicrosoft社は戦略が当たってきており、これからAppleもうかうかしておられず、今のままでは、iPhone一人勝ち状態は長く続かないかもしれないと感じています。

※後編
Written by Metal(@Metal_mac)
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