こんにちは、いろいろ悩んで大きくなったメタル(@Metal_mac)です。
何かイベントをやりたいと思ったことはありませんか?
例えばAUGMとかw
それほど大きいものじゃなくても、何かイベントを企画したいと思った時、「やりたいやりたい」と思っているだけではいつまで経っても実現しません。
それに直感的にやりたい!と思ったものは、心から湧き上がってきたものですから、大概成功します。
私は、ススッとことを始めたり、仕事をこなすために、ある時からこういう考え方に変えました。
「できるかできないか」を「やるかやらないか」へ変えたのです。
え?そんなことして、失敗したら?と不安になる方もいると思いますが、失敗したらしたでその時に考えれば良いこと。
やる前から「失敗する」ことを考えて得られるメリットは何もありません。
「できるか、できないか」で考える人は、そもそも、何も始めてないので失敗するわけありません。
じゃぁ、失敗しないってことはメリットなんでしょうか?
文化の違いか?
日本では、失敗しないように生きることを良しとする風潮がありますが、本当にそうでしょうか?
何かの本で読んだのですが、海外では、失敗しない社員はダメ社員 らしいです。
何故か?
それは失敗していないのは、何もチャレンジしていない。
つまり、働いていないと見られるそうです。
また、失敗するのはチャレンジしている証拠、つまり会社のために一生懸命はたらいている証(あかし)なんですね。
PDCAからDCPAへ
計画したことを始める時、PDCAサイクルを回せ!とよく言われると思います。
これ計画(Plan)、実行(Do)、検証(Check)、改善(Action)の略で、何か新しいことを始めたり、事業計画を立てたりする時に使われる考え方。
しかし、このDoができないと次に進めず、検証も改善もできないのですよね。
また、初めての計画だとあれこれ考えていると、時間がかかる場合が多いです。
で、計画ができた時には、すでにタイミングを失していたり。。。
なので、今はプランと実行を入れ替えて「D C P A」にする方が良いようです。
「まちづくりにおいては基本的にリソースが足りないので、「まずはやってみる」が基本なんですね。いわば「DCPA」なんです。普通は Plan → Do → Check → Act の順ですが、先にDoして、Checkで振り返り、Planに落としこんで、Actにつなげていく。できることから始めると、その結果として、次にやることが見えてきたり、できることが増えていくんです。それは企業内でプロジェクトに取り組むときにも大切なことだと気づきました。」
“PDCA”から”DCPA”へ!富士通研究所の原田博一さんが実践する、イントレプレナー的働き方とは? [企業内起業家論] | greenz.jp
なぜなら、計画というのは立てた時点で古くなる。
時が流れているからですね、計画を立てるのに時間がかかると、計画を立てるために使った情報自体が古くなってしまう。
なので、最初にいいんじゃないかって思ったことをまずやってみる(Do)してまず反応を見て(Check)して、その結果を計画(Plan)に落とし込んで、本格的な行動(Action)につなげていくやり方です。
つまり、まずはやってみて反応を見て、じゃぁどうしようかという考えて、それから計画を立ててやり方を変える。
この方があれこれ考えてプランを立てるより即効性があって物事がスピーディーに運ぶんですよね。
それに、このやり方であれば失敗するのが怖くないじゃないですか?
自転車の練習
みんな小さいころ自転車に乗る練習をしたと思いますが、一度も転ばずに乗れましたか?
何回も何んども転んで、それでも乗りたいから起き上がってまた転んで、そのうちコツがわかってきて乗れるようになったんじゃないでしょうか?
そうなんです、何か新しいことを始める時に失敗しないことなんてないんです。
乗りたいから乗る、転んでもまた起き上がって練習する。
最初は、計画も何も必要ないんです。
そこに「まずハンドルを持って足を何回転かさせてスピードが何キロになったら安定速力になる」って計算つまり計画を立ててから練習しましたか?
イベントを始めるなど

私は、昨年のAUGM三重2015などのイベントに関わったり、企画したりしましたが、あまりできるかできないかって考えたことがありません。
まるっきり初めてのことですから、成功するとかしないとか、そんなこと分かるわけがない。
もちろん、終わった後で反省点はいっぱいありましたし、失敗もありました。
しかし、前述の通り失敗するのが当たり前だと考えて、これから先に改善していけば良いことなのです。
あれこれ考える前にまず直感に基づいてまずやってみる、それから改善点が見えてくれば計画を立ててアクションを起こす。
行動サイクルをこうやって変えていけば、「前々からやりたいと思っているんだけどね」とか「計画は立てているんですよね」なんて自分に言い訳しなくて済むようになるし、何より気持ちよく楽しく楽に物事が進むようになります。
それにイベントが終わって、感謝されこそすれ、直接非難されたことはありません。
まとめ

イベントに限らず、仕事でも何でも、何かを始める時はこんな風に考え方を変えると物事が速やかに始められます。
現代人は、説明がつかないことを蔑ろ(ないがしろ)にしがちですが、湧き上がってきたものを「思考」で押さえつけたりせずに、直感を大切にしてください。
それは、きっとあなたの心が欲しているものなのです。
大切なことなので、もう一度言います。
Do・Check・Plan・Actionの順番でやってみる。
思考を「できるか できないか」から「やるか やらないか」へ変える。
永ちゃんカッコエエ
良きイベントライフを
今週末は、iMug-伊勢志摩UserGroup-です。
Written by メタル(@Metal_mac)
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