お正月三日目、年末年始の食べ過ぎで確実に体重が増えているメタル(@Metal_mac)です。
(^_^;
12月に岡スマへ参加した際に、倉敷市の美観地区を観光してきました。
私もAUGMへ参加するために全国あちこちへ行って、翌日観光などで楽しませてもらっているのですが、人力車は初体験。
少々費用はかかりますが、こんなに面白いとは思わなかった。
乗ってよかったです。
美観地区観光と街並み

軽く美観地区のご説明を。
美観地区は、岡山県倉敷市 JR倉敷駅から徒歩約15分にある昔の街並みが保存されている地区で、入った途端にタイムスリップしたような感覚に陥りました。


街の建物の多くが白く塗られており、その名の通り「美観」を保っています。
同地区は倉敷市の条例によって保護され、建物の改築費用のほとんどが補助金で賄われるそうです。
人力車で観光
この地区を歩いていると、川沿いに俥夫(しゃふ)の人たちがいたので、友人と二人で乗ってみました。
コースは時間によって色々あるようですが、時間と費用の関係から約20分のコース(7,000円)を選択。
※その他費用等は後述します。

イケメンのお兄さんが、要所要所でお店や名産品などの解説してくれます。
白く塗られた街並みが綺麗。
普通の商店もあるのですが、建物すべて上部は白く、一階部分は黒または茶色の目立たない色で塗られています。
mt専門と書いてあるのは、現在ラッピングやリボンなどおしゃれな飾り付けに使われるオシャレなマスキングテープを販売しているお店だそうで、もともと「ハエ取り紙」を製造していた倉敷に本社のあるカモ井加工紙株式会社が製造販売を始めたようです。
こういう美しい街並みが続きます。
人力車に乗ると目線が高くなるので、より遠くまで見渡せて気持ち良い。

倉敷は、倉敷紡績(株)(クラボウ)と系列会社倉敷絹織(現在のクラレ)発祥の地、あちこちに繊維関係のお店があります。

今年、平成26年1月27日から、 NHK岡山放送局作成のドラマ 「インディゴの恋人」が放映されるとのこと。
この倉敷のデニム職人が主人公、この美観地区もロケ地になっているそうです。
ちなみにこれだけの街並みですから、映画やドラマのロケにも頻繁に使われているとのこと。
ちょっと調べただけで、これだけのドラマなどが出てきました。
建物の下の柵は、犬や猫が建物に直接用を足せないようにガードするためのものだそうです。
木造なので、糞尿がかかると腐ってくるんですよね。
よく考えられています。
地元の造り酒屋のお屋敷。
「はしまや呉服店」
もちろん、土産物や地ビールなどを売っている商店もある。
美観地区の中は、景観を重視して電線が地中に埋められているとのこと。
電線(空中線)があるあの路地の向こう側は、美観地区の外。
前述の倉敷紡績を創設した「大原家」のお屋敷、瓦の先に家紋が刻印されています。
たった約20分間でしたが、とっても内容の濃く興味深い観光となりました。
倉敷は、もともと天領地(幕府直轄地)だそうで、岡山城主が治めていた岡山市とは歴史的背景が異なります。
倉敷は、明治時代にこの地を実質上取り仕切っていた地元の大地主 大原家 が倉敷の街づくりを積極的に推し進めたようです。
紡績工場の跡地は美観地区の中心にあり、現在は山陽新幹線開通に合わせて倉敷アイビースクエアとして解放され、ホテルや文化施設、倉敷紡績記念館として利用されています。
ホテル内をぶらぶらと見学してみましたが、とってもレトロな雰囲気満載で、いつかは宿泊してみたいと思いました。


代々の大原家のなかでも有名なのが大原孫三郎氏。
倉敷の文化の発展に寄与された、彼がコレクションした「大原美術館」には、世界中の名画が集まっているようなので、次回はここを観に行こうと思います。
人力車情報
京都や小樽、浅草、鎌倉、宮島 他、いろんな観光地で人力車観光を運営している人力車のえびす屋 倉敷店さんが案内してくれました。
当日は、冬場あまり天気も良くなかったのですが、座るところ(お尻の下)に使い捨てカイロを貼ってくれて、膝の上に毛布をかけてくれました。
また、観光の途中は人力車も降りることはなかったので、まったく寒くなかったです。
料金は、1区間(約12〜13分)一人3,000円、二人4,000円、三人(2台使用)6,000円からとなっているそうです。
予約もできるようですので、気になる方は問い合わせてみてください。
実は、夏にも独りでフラッと美観地区を訪れたのですが、その時とは比べ物にならないくらいめちゃ楽しかったですよ。
良き観光ライフを
Written by メタル(@Metal_mac)
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