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54歳で退職フリーランスに
3月31日付をもって、35年間勤務してきた職場を自己都合で退職しました。
わたしは、こんどの4月21日に55歳の誕生日を迎えますので、定年まではまだ6年あるのですが、もっとワクワクすることがやってみたいと思い、ちょっと早いサラリーマンを卒業することにしました。
このブログを読んでくださる方々にご報告がてら、簡単に経緯と今後についてお話しします。
母親とスティーブジョブズの死
6年前に母親が癌で亡くなりました。73歳でした。
喪主として母の葬儀を済ませたのですが、その時こう思ったのです。
「自分の大切な肉親が亡くなっても世界は何事も無かったかのように動いている。わたしも生きられるのは、あと30年も無いだろう」
そして、自分の人生を振り返ったときに、数々のやりたいと思いながらできなかったこと、達成できなかったことが、やれずに死んでいくのだろうか?と思ったのです。
それから約一年後のスティーブジョブズの死
肉親の死以外で涙が出たのはこの時が初めてでした。
そして、以前も耳にしたはずのこの言葉が心に刺さります。
今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか?「No」という答えが幾日も続いたら、何かを変える必要がある。
当時は、自分のサラリーマンとしての仕事に前のめりになれず、NOという日が続いていました。
その時自分に問いかけました。
「じゃぁ、お前はどうしたいんだ」と。
Apple仲間との交流
そんな鬱々とした日を送っていたわたしが、「何か楽しいことを始めたい」と思って始めたのが、iMug-伊勢志摩UserGroup-です。
そのユーザーグループへ参加してくれる仲間との出会いが、自分が想像した以上に楽しくて全国のAUGMへ参加し始めました。
その後は、みなさんもご存じのとおり、LuckyBag行列に並んだり、全国のAUGMへ参加したりと、気がつけばわたしの周りはApple好きの仲間でいっぱいになっていました。
そんな仲間を見るとみんな、楽しく生き生きと仕事をしいる人達ばかり。
そんな仲間に加えて貰って嬉しかったし、全国を巡ってとても楽しい経験をさせて貰っています。
ほんと感謝感謝です。
そして、ブログ仲間との出会いも貴重な出会いでした。
自分のやりたいことで、お金を稼げて生活できる。
わたしもいつしか、あちら側に行きたいと思い始めたのです。
アイデンティティの分離
そうしている内に、Apple好きの仲間やブログ仲間と交流している自分と一日中オフィス内で閉じこもって事務仕事をしている自分、どちらが本当の自分なんだろうか?と思い始めました。
あるとき、毎日毎日小さくてサイズの合わない着ぐるみの中に自分を押し込めて職場に通っている自分に気がつきました。
そして「俺はいったいココで何をしているんだろう」という思いが襲ってきました。
惰性で生活している自分が嫌になったんです。
この時間をもっと、自分のやりたい事、もっとやれることに費やしたいと。
辞めた後の働き方
今の仕事を辞めたいと明確に意識し始めたのは約3年前からです。
このブログを無料のブログサービスから、ドメインを取り直し、レンタルサーバ、WordPressに変えたのもそういう意図があったからです。
休日は、サラリーマンを辞めたときのシミュレーションです。
漫然とテレビを観たり、ゲームをすることは無くなりました。
けして、ストイックにブログに打ち込んでいたわけではないのですが、どういう働き方をしたらいいんだろうと、真剣に考え始めました。
しかし、どうしても仕事を辞めるのが怖い。
そこで、昨年末にプロブロガーの先輩であるNo Second Life立花岳志さん主催の8期「ツナゲル ライフ インテグレーション講座」に参加しました。
マインドセット

高額なセミナーなので迷いましたが、今までの自分の様々な活動を振り返っても「行動だけが世界を変える」ことが解っていたので、思い切って東京でセミナーを受けることにしました。
案の定、参加者の中でわたしが一番遠方でしたが、参加していく内に自分が変わっていくのが解りました。
当時も職場の上司と上手く行っていなかったのですが、自分が変わることで相手も変わってきて最後は好きになれないまでも、嫌いではなくなりました。
そして、次にどうやって喰っていくか、働き方はどうすれば良いのか等々のアイデアが次々と降ってくるのです。
立花さん、奥様の彩子さん、8期のメンバーには大変感謝しています。
あのセミナーがなかったら思い切れなかったでしょう。
しかし、セミナーが終わった時点では、具体的にいつ辞めるのかという問題はまだ残っていました。
最後のピース
東京でのセミナーが終わった一週間後の週末、娘から大学を辞めてもどってきたいと告げられました。
先日noteを始めた娘です。
大学修了後の進路で悩んだこともあったのですが、どうも一番の理由は大学での人間関係だったようです。
以前から、娘が大学を卒業したら一緒に事業をやってみたいと思っていたこともあり、最後のピースが ”パチ”っと音を立ててハマった音が聞こえました。
週明けの月曜日に職場へ向かう電車の中で、自分責めている自分がいました。
娘にとって、あれだけ望んで入った大学を辞める決心をしたことは、悩んで悩んだ末の決断だと思います。
なのに、父親である自分が仕事を辞めることに、現実を変えることにいつまで迷っているんだと。
出勤して気がついたら、勝手に身体が動いて、勝手に口が動いて上司に退職意思を伝えていました。
退職の意思を伝えている自分を遠くで見ているようでした。
誰か自分以外の人間が話しているような不思議な感覚です。
辞めるのが怖くなかったか?といえば怖かったです。
でも、これから先どんな仕事をしていても、どんな稼ぎ方をしていても良いことも悪いこともあると思います。
同じ思いをするならば、自分の好きなことをやってみよう、良いことも悪いことも、どんな状況になってもそれを受け入れようとある種開き直りとも言える覚悟ができたのです。
これからの仕事
今のわたしの強みといえば、このブログを書くことなので、サラリーマン時代よりも時間をかけられるので、このブログも本気で取り組もうと思っていますが、他にもアフィリエイトとかのブログを別に作ってやっていこうと思っています。
また、立花さんのセミナーで学んだ「心のあり方」がとてもツボにはまったので、立花さんの奥さんの彩子さんのように心理セラピストもやってみたいと思ってます。
なので、4月からNLPの講座に通って半年間勉強します。
またうつを病んだ経験から、同じような人達を一人でも多く助けたいのです。
わたしと関わる全ての人を幸せにする仕事
それが、今後わたしがやりたい仕事です。
もちろん、そんな大きな仕事をわたし独りの力でできるとは思っていません。
みなさんのお力をお借りしつつ、自分なりにコロコロ転がりながら目指していきます。
まとめ
長々と書きましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
2000文字でも長文だといわれるブログで、もう3000字近くになってしまいました。
今日(3月31日)中に間に合わせたいと思って一気に書き上げたので、読みづらいところもあると思いますが乱文失礼いたします。
これからも、立花さんのセミナーで学んだ1歩後を歩く人々の参考になるようにこのブログを育てていきたいと思っています。
そして、自分が楽しくなければ、人を笑顔にすることができません。
明日からは、今まで以上に自分の人生を楽しんでいこうと思っていますので、どうかお力添えをよろしくお願いいたします。
<(_ _)>
Written by メタル(@Metal_mac)
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