MacやiPhone、iPadで テレビを視聴する方法は大きく分けて2通りあります。
Macに専用チューナーを有線接続してMacをテレビにしてしまう方法と、家のビデオレコーダーの映像をWi-Fiで飛ばすセットボックス(装置)を取り付ける、つまり既存のビデオレコーダーをMac側から操作したり、視聴したりする方法です。
あくまで、わたしの私見ですが、メリット・デメリットを比較してみました。
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チューナーを接続してMacをテレビにする
執筆時点で、Macのチューナーとしてメジャーなのは、ピクセラのPIX-DT195 StationTVでしょう。
地デジ・BS・CS対応で録画などもできます。
視聴は、Mac用の専用アプリをダウンロードして視聴します。
メリット
もともと何もない、つまりMacはあるけど テレビもビデオレコーダーも無い人にはいいでしょう。
新しくテレビやビデオレコーダーを買わなくても済むし、iMac Retina 5Kディスプレイモデルがあれば、まさしくテレビ並です。
先ほども書きましたが、地デジ・BS・110°CSに対応していてまさにオールインワン。
もちろん録画もできます。
保存先は、Mac本体と外付けHDDとどちらも選べます。
そして、最大の特徴は録画したデータをディスクへ書き出しできること。
CPRM対応のDVDプレーヤーまたはBDプレーヤーで再生することができます。
また、iPhoneやiPad、AppleTVからも視聴できます。
デメリット
Maとは有線接続になるので、部屋にアンテナ端子が無いと使えません。
ですから、家の中のどこでも自由な場所でというわけにはいきません。
そういう場合は、iPhoneやiPadがメインになります。
デカパッドと言われる12.9インチのiPad Proで観るといいかもです。
SOFT BANKブランドのチューナー
このチューナーは、ピクセラがソフトバンクブランドで出しているWi-Fiで接続するタイプのものです。
有線接続の欠点は補えますが、2013年発売で少々型が古いので今回は詳しく書きません。
以前Slingboxと比較したことがあるのでそれを参考にしてください。
iPhoneやiPadを自宅のWi-Fiネットワークに繋ぎたいのに、こちらのネットワークに繋がってしまうため、わたしは煩わしくなって結局使わなくなりました。
すでに自宅にWi-Fi環境がある方はご注意ください。
ビデオレコーダーにSlingBox(スリングボックス)を繋いで視聴する
以前このブログでも紹介したのですが、SlingBoxという装置を使う方法です。
単体でチューナー機能は持っておらず、ビデオレコーダーの映像をWi-Fiやインターネットに配信してMacで視聴する装置です。
わたしはこちらを使っています。
専用のアプリは必要なくてSafariなどのブラウザへプラグインを入れて視聴します。
メリット
自宅にすでにテレビもビデオレコーダーもある場合、これを最大限に生かすことができます。
わたしの部屋にはテレビ端子があるのですが、地デジ用しかないのでCSやBSを観ることができません。
なので、これを使ってWi-Fi経由で録画した番組を観ています。
この装置がすごいのが、ビデオレコーダー付属のリモコンをそのまんま再現してくれるところ。
(右上のリモコン参照)
結構すごくないですか?
この対応機種がめちゃくちゃ多くて、世界中のビデオレコーダーに対応しているんじゃないでしょうか?
わたしの使っているビデオレコーダーは、かれこれ7年くらい前のものですが、未だに再現してくれています。
リモコンがそのまんまなので、録画予約や再生の際の操作に戸惑うことがありません。
▲フルスクリーンにしたところ。
そして、SlingBox最大の特徴は、Wi-Fiの環境があれば外出先からも操作できることです。
インターネット越しに自宅のビデオレコーダーに接続して視聴することができます。
もちろん、海外からも自宅のテレビを見ることができます。
また設定も簡単で、ビデオレコーダーを接続できる方なら誰でもできます。
デメリット
わたしのは、最新機種ではないため画質は、そこそこになってしまいます。
※最新のSlingbox M1はフルハイビジョン1080pに対応。
画質に拘る方には向かないかも。
特にわたしの使っているiMac5Kだと粗が目立ちます。
それとWi-Fi経由なので、操作のスピードはWi-Fi環境に依存します。
つまり、自宅のWi-Fi環境が遅いと操作が緩慢になったり、視聴中に画像が止まったりすることです。
まとめ
どちらも一長一短があって一概に言えませんが、わたしは普段、気になるドラマを録画して観る程度で、ほとんどテレビを見ることがありません。
また、画質にもこだわりませんので、Slingboxで満足しています。
冒頭にも書きましたが、Macをテレビとしてがっつり使いたい人は、ピクセラのPIX-DT195 StationTV。
すでに自宅にテレビもビデオレコーダーもある方は、Slingbox M1がオススメでしょうか?
それほど画質にこだわらなければ、先代のSling Media SLINGBOX 350 HDMIセットSMSBX1H121も併売されていますよ。
わたしは、今まで観たいドラマや、ドキュメンタリー、映画などをビデオに録画するのはいいのですが、なかなか時間が取れずに1年ぐらい見ることができない番組があったのですが、このSlingboxを買ってからは、いつもお風呂へiPadを持ち込んで、撮りためた番組を観て楽しんでいます。
これだと長湯もできて、ゆっくり暖まることができるんですよね。
とても、快適です。
ぜひ、この快適な環境を手に入れていませんか?
良きMacライフを
Written by メタル(@Metal_mac)
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