2016年5月21日長崎市内で開催されたAUGM長崎へ参加してきましたので概要をレポートします。
今年で8回目の開催だそうです。
長崎市内で開催するのは5年ぶりとのことで、長崎市立図書館にて開催されました。
登場順
見出し
松葉製作所
最近は、iPhoneケースだけではなくて、木の蝶ネクタイを作ることができるキットを発売したそうです。
※蘖(ひこばえ):切り株から生えてくる若芽のこと
塗装をするととても質感がいいそうです。
また現在オススメは、飛騨春慶塗りと呼ばれる漆塗りのケースだそうです。
無垢材のケースの中には6万円するものもあるので、3万円の漆塗りはお手頃だとのことでした。
沖田事務所
沖田事務所さん。
ソフトバンクのiPhoneをシムフリーにしてみたそうです。
ソフトバンクのロックがかかったまま使えるMVNOのSIMが無いため、シムフリーにする利点は大きいとのことでした。
台湾や香港では、シムの自動販売機も置かれていて、外国人が簡単に購入できるそうです。

ただし、シムロック解除できるのは、携帯電話会社と契約した者しかできず、中古のiPhoneを購入してシムロックを解除しようと思ってもできないそうです。
また、シムを差し替えた場合、Wi-Fi環境がないとアクティベーションできないので注意してくださいとのことでした。
iBgm
著作権フリーの楽曲を販売しているiBgmさん。
著作権についてのお話がありました。
末松さんは、現在企業のCMソングやWOWOWの放送内で流れる音楽などを作曲している音楽家です。
かつては、オリコン1位になった曲も作曲したことがあるとのことでした。

YouTubeなどへCDなどからコピーした楽曲をアップロードするのは、著作権違反になるのでYouTubeなどから注意を受けるが、個人が演奏した曲を営利目的以外でアップロードするのは、YouTubeなどが著作権団体と包括契約しているためOKだそうです。
ただし、営利の場合は有料になるそうですが、手続きがとっても面倒だそうです。

なので、著作権フリーの楽曲を使いましょうとのことでした。

会場では、iBgmで販売している著作権フリーの楽曲を購入できる1万円分のクーポン券3枚をじゃんけんで勝った方に配布していました。
株式会社IHM QRECO(EURO STYLE)
iPhoneシールドのQRECO
いつものリアルシールドに加えて、発売前の新商品の発表がありました。
耐衝撃4メートル、防塵・防水(水深2メートルまで)のケースです。

実際に試作品を見せてもらいましたが、防水というとごついケースが多いなか、普通のiPhoneケースとそう変わらない感じで、これなら普段使いにもOKだと感じました。
QRECO公式サイトによるとINVINCIBLE SHELTERという名前で発表されており、カミングスーンとなっていました。
cheero(ティ・アール・エイ株式会社)
cheero
ピチきょこと、東ともみ氏が初めてAUGMでcheeroの製品を売ったのは、2011年AUGM長崎だそうです。
その時はブースを構えておらず、持っていたモバイルバッテリーを居酒屋でアドビの中尾さんに売ったのが最初だったそうです。

音・光・香の3要素で快眠へ誘う-Sleepion(スリーピオン)の紹介がありました。
曲は最初から16曲入っているそうです。
また、背面にゆらぎのでる光るところがあり、壁に投影させるといい感じになるそうです。
香りが重要で、100パーセントのアロマオイルを使用しており、使い方にもよるが、一ヶ月で大体一本消費するそうです。
ピチきょ氏が使った後は、深い睡眠になったそうです。

他の記事にもしましたが、新しくRAKUNIというiPhoneケースを今月25日から発売するそうで、会場では先行販売されていました。
わたしも購入しましたが、いい感じです。
ベルキン株式会社
Networking, iPhone, iPad, Samsung and Kindle Accessories
ツイッターでつぶやいたところ、ダンボさんに誘われ、2月のAUGM大分から参加しているそうです。
ベルキンの商品は、他社製品と比較して割高なのは、安全面に気をつかっているからだそうで、バッテリー1つとっても安全な回路や部品をつかっているからだそうで、自然と部品点数が多くなり割高になってしまうとのことでした。
現在は、USB-PD(パワーデリバリ)製品を開発中で、デバイス側の要求するワット数が違うので苦労しているとのことでした。
フォーカルポイント株式会社
フォーカルポイント株式会社
プレゼンは、フジリューことフジリュウイチロウ氏が一昨日購入したgalaxyを昨夜落として割ってしまい凹んでいました。
しかし、プレゼンはきちんとこなしていました。
Jバードシリーズは、BlueToothイヤホンでも音が良いのが特徴で、わたしも愛用しています。
汗で壊れた場合はメーカーに送ると無償交換してくれるそうです。
また、新しくJバードフリーダムという製品が発売されるそうで、アプリでイコライザーを変化でき、その設定をJバードに記憶させることができるそうです。
斎賀 和彦 氏(駿河台大学 メディア情報学部 教授)
素晴らしいエロい映像をいつも見せてくださる斎賀先生
最近発売されたキャノンの新製品EOS1D4Kなどは、一秒間に16コマ撮れるそうです。
扱うデータ量も莫大になり、一秒間に800メガのデータになるのでそれを動かすには普通のMacではコマ落ちして取り扱うことができないとのことでした。
デモ画像を使って説明がありました。

先生の使っているシステムはGテクノロジーのレイドシステムで、6発レイドディスクサンダーボルトだとHDDでも最新のMac ProのSSDと同じ速さが出るそうです。
アドビ システムズ 株式会社
アドビシステムズの仲尾さん。
アドビCCMobileAPPの紹介がありました。
たくさん出ているアドビのアプリですが、この画像のように種類分けされるそうです。
これを見ると関係がよくわかりました。
最近加わったのが、Adobe Spark Postという自由な素材から写真に文字入れができて、SNS別にサイズを分けることができるアプリの紹介がありました。
試しに私も使ってみましたが、なかなか楽しい画像ができました。
SNSへ画像投稿する時に一工夫できます。
その他、 CompCC CaptureCCの説明がありました。
林 信行 氏(ITジャーナリスト)
nobi.com
いつもテーマ出しが遅いので、川原さんからテーマが来てしまったそうです。
スマートフォンの次のテクノロジーは何になるんでしょう?
これからのコンピューターと人間との関わり合いについて講演がありました。
スマートフォンのような道具が我々の生活を変えてきた。

コンピュータは第二次世界大戦時に軌道計算するために開発されたものである。
進歩には大きな波があり、変革がある直前は大きく落ち込む傾向がある。

高度な科学は魔法と同じで、プリンターに見られるように2Dから3Dへと変化しているとのこと。
またテクノロジーとアートはお互いに影響を与えあって発展してきた。
実は、切っても切れない仲である。

また最近は、様々な分野とスマートフォンの融合している。
ファッション、服、医療、家。

最近は、コンピューターが人を負かしてしまう時代だが、人間とコンピューターが協力すれば、コンピューターだけと戦っても勝つことができる。
技術だけにフォーカスすると危険な方向へ進んでしまうので、人間のために開発をするんだという手綱を放してはいけない。
これからは、次世代に残すべきものを選別していくビジョンが必要である。
と講演を締めました。
良きAUGMライフを
AUGM長崎の皆さんお疲れ様でした。
Written by メタル(@Metal_mac)
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