聞き上手になると会話が盛り上がり、上手にコミュニケーションが取れるようになるって言われています。
じゃあ、この聞き上手になるには具体的にどうすればいいんでしょうか?
ただ黙って聞いているだけでもいいかもしれませんが、ちょっとしたコツを掴むと相手の話を引き出すことができて喜んで貰えます。
それが、バックトラック(オウム返し)です。
上手な会話のコツ
コミュニケーションが苦手な人は、多くの場合「人の話を聞いていない」状態が多いんじゃないでしょうか?
または、相づちも打たず感情も表さないと、話している相手は、段々話す意欲が無くなります。
自分に置き換えて考えてみると解りやすいですよね。
自分が一生懸命話しているときに、相手が無表情だったら楽しく話はできないんじゃないでしょうか?
1度友人とかと実験してみると面白いですよ。
大きく頷いて相づちを打ちながら、黙って話を聞くだけでも聞き上手になれます。
よくある失敗例は、相手が話した会話に内容に乗っかって自分の話を始めてしまう「話題泥棒」。
これをやってしまうと、話している相手は気持ちよくありません。
特に女性相手にこれをやると「全然わたしの話を聞いてくれない!」状態になるので男性諸君は気をつけて。
わたしも昔は、これをよくやらかしてました。
今は、話したくなっても相手の話が一区切り付くまで、じっと我慢しています。
- 相づちを打ちながら、表情豊かに話を聞く
- 話題泥棒をしないで黙って聞く
この2つだけでも、会話が上手になりますがもっと気持ちよく話して貰う技術があります。
バックトラック
鳥のオウムが口まねをするように、相手が言った言葉を再び返してあげる。
いわゆるオウム返しです。
相手の言ったことを全て真似してしまうと、相手が馬鹿にされているのか!?と思ってしまうので、言葉尻の一部分とか相手の話をまとめて返してあげるといいでしょう。
それと、悩み相談に乗っているときなどに効果的なんです。
なぜなら、「人は自分が発した言葉を再び耳から聞くことで、答えを探し始める」から。
こんな話を聞いたことがあります。
ある心理カウンセラーが新幹線に乗って移動中、隣に中小企業の社長さんが座ったそうです。
ふとした切っ掛けで2人が会話を始め、そのうちその社長さん会社経営の悩みを話し始めたそうです。
そのカウンセラーは、疲れていたので全てバックトラックで、その社長さんの話をひたすらオウム返し。
しかし、その社長さんが途中の駅で降りるとき「先生のおかげで問題が解決しました!」とお礼を言ったとか。
この社長さんは、自分の悩みをカウンセラーが返す言葉を聞いて、自分で問題を解決してしまったんですね。
問題解決の答えは、本人の中にあることが多いので、その答えを質問によって引き出すのが「コーチ」の役目なのです。
まとめ
人は誰でも自分の話を聞いて欲しいんですよね。
わたしの場合は、時々短い質問を入れながら相手8割、自分2割くらいを意識して会話をしています。
そうすると、相手は気持ちよく話をしてくれますよ。
またわたしがやっているコーチングゲーム、Points of You®には「質問カード」が入っていて、それを読み上げるだけで誰でもコーチングができるようになります。
わたしは、コーチングが世間に普及すると、きっと世界平和が訪れると信じています。
Written by メタル(@Metal_mac)
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