禁煙、わたしは約10年前に経験しています。
わたし自身、これができたから今があると言ってもいいくらい。
人生でもっとも厳しいチャレンジの1つでしょう。
それくらいこの悪癖を絶つのは難しかったですね。
習慣を変えれば人生が変わる 習慣化コーチ メタルです。
ですから、禁煙できない人の気持ちはよく解ります。
でも、自分が禁煙できたから言うんですが、タバコは手放した方が良いですよ。
たぶん、喫煙者ご自分でも、手放した方がいいことは解っているんです。
だけど、解っちゃいるけど止められないのがタバコの怖いところ。
そんな強敵をどうやって止めることができたかをお話しします。
禁煙を迫られつるし上げ
約10年前、まえまえから妻と次女には禁煙して欲しいと言われていました。
なので、それなりに気を遣って換気扇の下で吸ったり、専用の空気清浄機
だけどある休日の午後、自室でブログを書いていた私は、妻に自宅のリビングへ呼び出されたのです。
そこには妻と長女(当時小学校5年生)次女(当時小学校3年生)が待っていて、突然激しい勢いで禁煙を迫られました。(汗
妻:「もう限界だから、ハッキリ言わせて貰うけどタバコ止めて。タバコを吸われると服や髪の毛も臭くなるんだよ。私まで臭くなるのはもう嫌!」
次女:「そうだそうだ、臭い臭い」
そんな針のむしろ状態が数分間続きました。
しかし、わたしは、そうやって圧力をかけられればかけられるほど「なにくそ!」と反発する方なので、その時「絶対に禁煙しない」と心の中で誓っていたんです。
だけど、それをこの場で口にすれば、火に油を注ぐだけ。
反省する振りだけして、頭を垂れて嵐が過ぎ去るのをじっと待っていたんです。
そんな時、わたしの傍らでそれまで黙っていた長女が突如妻達に向かって叫びました。
「服が臭くなったら洗濯すればいい、髪の毛が臭くなっても洗えばいいじゃない!そんなことでお父さんを虐めないで!」
普段、そんなに声を荒げることがない長女なので、他の3人は口をあんぐり。
禁煙するぞ
わたしにとっては、まさしく「援軍現る」という状況。
かばってくれた娘に感謝し、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
ですが、次の瞬間「俺は何をやってるんだ」と強い自責の念にかられてしまいました。
「俺が悪癖を絶てないがために、母親に反抗するような事を言わせてしまった。俺が娘に母親に反抗するように仕向けたと同じ事。俺はなんて情けない人間なんだ。親失格だ。」
その時、初めて心から「禁煙したい」と思えたんです。
禁煙までの道のり
「どうやって禁煙できたんですか?」って時々訊かれるんですが、やっぱりこの時「止める決意」をしたからでしょうね。
もちろん、実際に禁煙するまでは、1〜2ヶ月かかったと思います。
禁断症状に苦しんで、灰皿の底に溜まったニコチンの汁を飲む夢まで見ました。
ですから、禁煙の辛さはよく解ります。
様々な禁煙グッズが売られています。
もちろん、これらを活用するのもいいでしょうが、依存してしまうと禁煙できません。
わたしも、ガムを噛んだり、飴をなめたり、パ○ポを咥えたりいろいろしましたが、何度も失敗しています。
だけど、諦めなければ必ず禁煙できます。
心から「禁煙したい」と思えることが第一歩。
逆に、そう思えたら時間はかかるかもしれませんが、「必ず禁煙できる」んです。
まとめ
わたしが、禁煙できてから解ったのは、それまでいかに「タバコに縛られていたか」ということ。
タバコを吸っているときは、タバコがなくなるのが不安で仕方ありませんでした。
田舎に住んでいたときは、夜中にタバコが切れて車に乗って買いに行ったこともあります。
つまり、タバコの支配され行動をさせられていたんです。
それともう一つタバコを止めて解ったこと。
喫煙している人って、やっぱり離れていても臭うんですよ。
すぐに判ります。
これじゃ、妻や娘が詰め寄ったのも納得。
あ、長女が大人になってから「あの時禁煙できたのはお前のおかげだ、ありがとう」とお礼を言ったら「そんなことあったっけ?」といわれました。(^_^;)
良い習慣を付けるのはもちろん、悪癖を絶つことが「自分の人生を歩く」ことにも繋がります。
コーチング・カウンセリングについて詳しくは、ブログ「眼線をあげて」のコーチング・カウンセリングのページから
Written by メタル(@Metal_mac)
わたしはコレで止めました。ひとつひとつタバコを吸う理由を消していきます。抵抗せずに読めば、読み終わるころにタバコを吸うのが馬鹿馬鹿しくなること請け合い。