Bitconin(ビットコイン)を使った送金は何故便利なのか?を解説しよう。
※他の暗号通貨でも可能ですが、理解しやすいようにビットコインで話を進めます。
海外送金をしたことがある人は知っていると思うが、海外送金できる銀行にはSWIFTコードが割り振られている。
このSWIFTコードを使った送金は、約70年前にできた送金システム。
未だに第2次世界大戦直後に開発されたシステムが使われているのだ。
海外送金
とっても効率が悪く、銀行同士直接振り込むことができるとは限らないので手数料もかかるし、送金から着金まで何日もかかる。
しかし、ビットコインを使えば、リアルタイムでビデオ通話ができる環境であれば、スマホでQRコードを読み込んで送金ができるし、受信ウオレットのコードをメール等で送ることもできる。
そうすれば、手間もかからないし、送金から数10分で着金する。
手数料も、その時によって違うがビットコインだと数10円から数百円だ。
また、今ビットコインより、送金速度が速く後継コインといわれているビットコインキャッシュだと0.3円程度。
時代はデジタル決済へ
そんなに海外送金なんてするの?という人が多いと思うが、それは日本国内の感覚。
本国を離れて、海外で働く人や海外との取引が日常的な人にとっては、この着金の速さと送金手数料の安さは魅力だ。
それに世界の国々では、銀行口座を持っていない人の方が持っている人より多い国もある。
そんな国々でも、スマホは普及していてほとんどの人が持っている。
またすでに、海外では治安の面からも、デビットカードやクレジットカードの決済が主流で、現金が使えない店が多いらしい。
中国でも、スマホ決済が当たり前。
考えてみれば、このように決済システムが変容すれば、偽札の恐れも無いし取引の記録が残るのでとても便利だ。
北欧のデンマークでは、すでに造幣局を閉鎖して、2030年にはキャッシュレス化して現金決済は廃止される。
未だに現金決済の比率が多い日本は、決済の面で後進国なのだ。
まとめ
AppleがiPhoneを世に送り出して、約10年。
IT産業は、金融決済市場という新しい分野へ乗り出している。
Written by メタル(@Metal_mac)