コンセプトとは、その商品(セミナーなどの無形物も含む)がどんなものなのか全体像が解るフレーズなどのこと。
その商品の「強み」や「特徴」、「手法」などが短い文章の中に封じ込められているといっても良いだろう。
よくいわれる「キャッチコピー」とは、このコンセプトを極限まで短くしたフレーズといって良いだろう。
コンセプトの例
これが一番よく解るのが、CMなどだ。
15秒から30秒の短い映像の中に、伝えたい重要な事を全て入れなければならない。
良い例かどうか解らないが、わたしの好みの(女優さん)で選んでみた。
CMを見なくても、この画像のフレーズだけで、「誰のため」の「どんな商品」で「どんな効果」があるかがイメージできる。
こういう視点で、世の中を見回してみるとあらゆる商品はコンセプトでできているのが解ると思うし、売れている商品には必ず良いコンセプトがあるのではないだろうか。
セミナータイトルなど
このコンセプトをハッキリさせると、いろいろ良いことがありそうだ。
例えばセミナーも、ただ「Points of You®コーチングゲーム体験会」とするよりも、「写真カードに魅せられたあなたを心を癒やす時へと誘うPoints of You®コーチングゲーム体験会」とした方が、コンセプトが伝わるだろう。
そして、何だろう?と興味を持ってくれる人も多くなるのではないだろうか?
このセミナータイトルは、いま閃いたものをそのまま書いているので、まだまだだが冒頭部分を「心を癒やす時へと誘う写真カード」に変えたり、他の言葉に置き換えてみたりして練っていけば、もっと魅力的なコンセプトフレーズになる。
それによって、中身のリード文などをより具体的に書くことができるようになり「参加してみよう」も増えると思う。
同じように本のタイトルにしても、このコンセプトを深めることで内容を読まなくても、どんなことが書いてある本か伝わってくる。
わたしが、参考書にした本にも、自分の部屋の本棚に並ぶ本のタイトルからコンセプトを探すと書いてあった。
言葉は、思い付くものじゃなく探すものだそうだ。
まとめ
商品を売るのはどれもこれも大変だろうが、コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピストなどの無形対人支援型のビジネスは、目に見えないだけに商品価値を伝えにくく集客に一番苦労する。
こういうコンセプトを煮詰めると、自分の強みを棚卸しすることにもなるし、どんな人のどんな役にも立てるのかがハッキリさせることができる。
セミナータイトルや、自分の商品を売り出したり、育てたりする場合はコンセプトを練り込んでみることをオススメする。
コンセプトをドンドン深掘りして行くのが、楽しくて仕方が無いし、やっていて飽きない。
そして何より、こういうのを仕事にできることに感謝したい。
Written by メタル(@Metal_mac)
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