自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
起業してから、一番変化した価値観のひとつがこれですね。
わたしだけじゃなくて、普通のサラリーマンから、起業したりフリーランスになった人に共通したブロックのようです。
つまり、自分の商品を安価で売ってしまったり、時には無料で提供してしまう。
その方が「気が楽」という心の状態です。
価値の提供
ネットのアドセンスやアフィリエイトの場合は、あまり感じないかもしれませんが、直接対価を貰ったり、商品を販売する場合はとても大きいです。
これまで会社でバリバリの営業マンでやっていた人も、いざ独立起業してみると請求できなかったりする。
自分の商品を販売するのに「こんなに貰っていいのだろうか?」「そんなに高くちゃ誰も買ってくれない」と思ってしまう。
何故だろうか?と考えてみると、サラリーマンは多くの場合、給料(月給)という形で会社から支払われます。
営業マンとして月に何百万、何千万、人によっては何億円もの商品を売っていても、相手から直接貰うわけじゃない。
だから、リアルな金銭感覚が湧いてこないんです。
それに、自分の商品じゃなくて会社の商品なので、何かあっても会社の責任で自分の責任じゃないっていうのが何処かにあるのかも。
なかなか「商品(価値)=自分」を売るという感覚に慣れないのがひとつでしょう。
苦しみの代償
サラリーマン時代を思い起こしてみても、ストレスだらけの生活でした。
もう、あんな状態には戻りたくないのが本音。
組織なので仕方ないのですが、さまざまな人がいます。
当然、価値観が違えば立場も違う。
立場が変わると、言うことも違う。
身を守るために平気で嘘をつく人もいる。
それが人間なんだと解っていても、結構大変でしたね。
そのために、心を病んだり、体調を崩したりもしました。
退職してからの2年以上、風邪一つ引かないのをみても、そのストレスぶりがどんなものだったか想像が付きます。
で、その代償が「お金」なんです。
我慢した代償、自分の時間を切り売りした代償、家族のために頑張った代償。
それが「お金」。
「お金を多くいただく=他人の苦しみをいっぱい貰う」
潜在意識の中で、そんな方程式が出来上がっているのかもです。
誰も、苦しみなんか欲しくない(笑)
だから、受け取れないのかも。
単価の設定
でもそんな、ブロックを打破しないと商売として成り立たない。
個人でやっているスモールビジネスは、単価を高くしないとそもそもが成り立たない。
薄利多売では、大手に勝てるわけがない。
だから、ブランディングしたり、希少価値、オリジナリティを高めたりして単価を上げないとやっていけません。
例えば、月に30万円を稼ぎたいとすると、単価を1万円に設定すると30人に売らなければなりません。
1万円×30人=30万円
毎月毎月30人もの人に商品を売るのは結構大変。
ところが、単価を30万円に設定すれば。
30万円×1人=30万円
もちろん、それだけの価値を提供しなければなりませんが、スモールビジネスで、単価を高く設定しないとプロとしてやっていけないのはそんな理由です。
苦しみの代償から感謝の印
ですから、報酬をいただくのをサラリーマン時代の「苦しみの代償」という感覚を「感謝の印」という感覚に変えなければやっていけません。
ココさえ変換できれば、自分のやっていることが人から感謝されてしかもお金も貰えるという喜びに変わります。
このように単価を高く設定できないと、一生懸命やっても苦しいまま。
苦しいと続かないんですよね。
続かないと、自分の商品を必要としている人に価値を届けられないことになる。
わたしのやっているコーチングやカウンセリングでいうと、苦しい人を救えないわけです。
人を助けるためにやっているのに、自分が助けられる立場になってしまいます。
まとめ
いろんなビジネスがあるでしょうが、物販などと違って原価のない商品(実はある)を販売する場合、上手く行くか行かないかが大きな分かれ目だと思います。
最後に自己啓発系では有名なピカソの逸話をご紹介。
あるとき画家のパブロピカソが、カフェでお茶をしていると、ピカソを見つけたおばあちゃんが、何か絵を描いてくれとねだりました。
天下の巨匠にそんなおねだりできるって、さすがおばあちゃん。
ピカソは、ペンを取り出し、カフェのナプキンにサラサラッと簡単なイラストを30秒で描いておばあちゃんに「100万ドルです」と請求した。
おばあちゃんは「わずか30秒で描いた絵が100万ドルですか!!!」と驚く。
ピカソはこう言い返したとか。
「30年と30秒です」
参考までに
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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